(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
「16歳になる息子はLAの高校で野球部に所属していますが、大多数の生徒が練習のときに大谷選手が所属するエンゼルス風の赤と白のユニホームを着ています。よく『ショータイム!』と言っています。学内の流行語のようです」(LA在住の日本人女性)
大谷翔平の人気は、米国の野球少年以外にも広がっている。
「大谷選手の私服姿は、エンゼルスの公式インスタグラムや『MLB Life』の公式ツイッターで公開され、大きな反響を呼んでいます」(スポーツライター)
LA在住の、別の日本人女性は言う。
「うちの中学生の息子が大谷選手の私服ファッションをまねしたがっているんです。ただ、全身グレーだったりと地味でダサい感じもするので、できれば別の服も着てほしいのですが、息子はどうしてもこれが欲しいと……」
子どもたちに大人気の“ダサかわ”服とは胸に「NB」と小さなマークが入っている、大谷が今年契約した「ニューバランス」のグレーのパーカやスウェットだという。
「地元の販売店では『完売している』と言われ、最後はネットで注文してなんとか手に入れました。数日前にも大谷選手がこのタイプのTシャツを着ていた写真が出回って、今度はこのTシャツも欲しいと言うんです」(前出の日本人女性)
日本でも大谷効果で、このタイプの「ニューバランス」のTシャツが人気だという。前出のスポーツライターは言う。
「先日、原宿の『ニューバランス』の店でこのTシャツがないか聞いてみたら、入荷待ちだと。そこで新宿の店でも聞いてみたのですが、すでにありませんでした」
6月下旬、本誌記者も「ニューバランス」のオンラインショップでこのTシャツの購入を試みたものの「再入荷申し込み」の表示が出て買えなかった。在米コーディネーターは言う。
「大谷選手がはいていた『ニューバランス』のスニーカーも米国で入手困難なんです。6月中旬に発売されたのですが、知り合いのスタイリストが買いに行ったら『即日完売』と言われたそうで。“再入荷の予約待ちしてきたけど、いつになるかわからない”とボヤいてました。大谷選手が未発売の『ニューバランス』の商品を着た画像や動画が発見されると、すぐに『早く手に入れないと!』と全米でお祭り騒ぎになるんです」
球場外でも旋風を巻き起こす大谷が、米国の新しいファッションリーダーになる日は近い!?