12月中旬、東京・世田谷代田駅前には人だかり。ドラマ『silent』(フジテレビ系)のロケ地であるここは、いまやファンが連日訪れる“聖地”となっている。
この日は、一駅隣の下北沢駅に近い公園にもファンが集まっていた。熱視線の先にいるのは、演技に集中する目黒蓮(25)。22日放送の最終回を撮影していたのだ。
冬晴れの日差しのなか、ほほ笑む目黒の姿に女性たちから「やばい、カッコいい!」とため息が――。
主演の川口春奈(27)演じる紬と目黒演じる想のせつない恋が大きな反響を呼んでいる同作。最終回を目前にSNS上では“終わってほしくない”“続編をやって!”という声が上がっている。
「目黒さんは『silent』の大ヒットに加えて、NHKの朝ドラ『舞いあがれ!』の柏木役でも“不器用でカワイイ”と注目の的。いまはオファーが各局から殺到しており、主演作の声も掛かっていると聞いています」
とは、テレビ局関係者。大ヒットで色めきたっているフジテレビでは、ファンの期待に応えようと画策中のようだ。
「大反響を受け、フジテレビの局内では、『silent』の続編やスピンオフができないかなんていう話も上がっているようですよ」(前出・テレビ局関係者)
それだけではない。また別の案まで浮上しているという。
「まだ現場で話し合っている段階ですが、局内の一部で、木村拓哉さん主演の『教場』のスペシャルドラマ第3弾の制作案が持ち上がっているんです。そこに、目黒さんと川口さんの2人にゲスト出演をしていただきたいね、と盛り上がっているそうです」(制作関係者)
『教場』はこれまで、’20年と’21年にスペシャルドラマとして2度、放送。木村が警察学校の鬼教官を演じて、新境地と話題になった。
’23年4月からは連続ドラマとして、教官になる前の主人公を描く『風間公親 教場0』が放送されることが決まっている。
これとは別に3度目のスペシャルドラマ版の制作案が出ているというのだ。
「実は、目黒さんも川口さんも『教場』の警察学校の卒業生なんです。だからOB、OGとして登場してもおかしくないというわけです。川口さんは’20年の『教場』で自信過剰な生徒役、目黒さんは’21年の『教場II』で頭脳明晰ですが鬱屈した思いを抱えた生徒役でした。川口さんは『教場II』にも少しだけ登場しているんですが、目黒さんと一緒のシーンはありませんでした」(前出・制作関係者)
これまでは新春に放送されてきた『教場』のスペシャルドラマ。
「第3弾の可能性があるとしたら連続ドラマ版終了後の、’24年正月でしょうか」(前出・制作関係者)
1年後の『silent』カップルの“再会”……。実現を祈りたい!