愛子さまは昨年のGUワンピ、雅子さまは20年以上も同じスーツを…ご一家で受け継がれる“倹約精神”
愛子さまのファストファッションの着こなしが話題になっている。
「週刊女性PRIME」によって、9月中旬に「東京ドームシティ アトラクションズ」でご学友たちと夏休みを満喫されていたことが報じられた愛子さま。注目が集まったのはそのお洋服だ。なんと、’21年の「ポールアンドジョー」と「ユニクロ」のコラボレーションアイテムである小花柄の黒いブラウスにストレートデニムを合わせられていたという。親近感のあるブランドの着こなしには、多くの共感の声が寄せられた。
また、9月5日、栃木県の那須御用邸でのご静養から帰京した際に愛子さまが着用されていたのは紺色の無地のワンピース。このワンピースについては「AERA.dot」が低価格ブランド「GU(ジーユー)」の商品だと報じている。同商品は昨年5月に販売されていたもので、定価は2490円だったという。現在は、愛子さま効果もあってか売り切れている。
那須のご静養滞在初日の取材日にはアパレルブランド「kay me」のグリーンのワンピースをお召しになられていた愛子さま。こちらのワンピースの価格は6万8200円と、TPOに応じてお洋服を使い分けられていることがうかがえる。
実は、愛子さまが、プライベートでファストファッションをご愛用されているのには、理由があるという。
「愛子さまは、コロナ禍や物価高にあえぐ日本の現状に心を痛められており、ティアラについても3年連続で制作を辞退されています。そのため、洋服についても普段着は倹約をなさっているのでしょう。
このような姿勢は、母である雅子さまも大切にされていたものです。雅子さまも、同じドレスやスーツを何度も着用されています。それに、ただお召しになるだけでなくスカーフやブローチなどで変化を付けて着まわしを楽しまれていたのです」(皇室担当記者)
たとえば、’05年12月23日、上皇さまの72歳のお誕生日を祝う一般参賀で着用されていたライトブルーのドレスは、その後も一般参賀で繰り返しお召しになっている。また、’13年のオランダ国王の即位式でお召しになっていたシャンパンゴールドのドレスは、それ以前から一般参賀でも何度もご着用されているもの。今年1月に行われた新年恒例行事「歌会始の儀」でお召しになられていたローブモンタントは’15年にトンガ王国を訪問された際、トゥポウ6世の戴冠式でもご着用されていた。
高価なドレスだけでなく、スーツにも長年にわたりご着用されているお洋服が。’20年2月、「世界らん展2020」で着用されていたロイヤルブルーのスーツは、’95年、お誕生日に際してのご近影で着用されていたもの。その後も、’98年3月、「フェリペスペイン皇太子(当時)お出迎え」、’18年11月の「全国育樹祭」でなど、何度もご着用なさっているが、あわせるスカーフやブラウスを変えられており、どれも違った印象に見える。
9月22日に発表された8月の消費者物価指数では、生鮮食品をのぞく食料品の価格は前年同月より9.2%もの上昇との結果に。そんな苦しい状況下に寄り添われる雅子さま、愛子さまの姿勢に多くの国民も救われていることだろう。