投資会社「トライベイキャピタル(以下、トライベイ)」の代表取締役・三浦清志被告(43)が、業務上横領罪で起訴されて3週間あまり。
一方、妻で国際政治学者の三浦瑠麗(42)は、4月10日発売の月刊誌『文藝春秋』のインタビューで“横領事件そのものについては知らない”と主張。事件の発覚当初も《まったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない》とコメントしていたように“知らぬ存ぜぬ”の姿勢を貫いているが、雲行きが怪しくなってきたようだ。
4月20日に「FRIDAY」は、三浦が代表を務めるシンクタンクが、トライベイが手がけていた和歌山県の太陽光発電所の開発事業をめぐってコンサル契約を結んでいたと報じたのだ。時期は2020年9月4日付で締結され、契約金額は385万円(税込み)。さらに、裏付けとなる契約書と請求書の写真も掲載された。
なお、今回の事件とは別だというが、三浦が夫と“ビジネスパートナー”だった可能性が浮上することに。そんな三浦といえば、これまでも発言の“矛盾”が指摘されてきた。
「三浦さんは中野信子さんとの共著書で『(夫と)お互いの会社の株を持ち合っている』と明かしていますし、討論番組で太陽光発電をめぐり『うちは事業者』と語っていました。自民党政権下の成長戦略会議でも太陽光発電事業を推してきた人物です。そもそも、清志被告の会社と彼女のシンクタンクは同じ場所にありますし、“何も知らないというのは考えにくい”と疑う人が少なくありません」(週刊誌記者)
今回の報道によって、ネット上ではさらに厳しい声が相次いでいる。
《これが事実なら退場ですね》
《事実ならば旦那の事業への利益誘導は明白だと思います》
《人には説明責任を!って言うてるんだから、手本みせないと!》
《証拠が本当だとしたら、個人の利益のために政策に関わったと言われても文句は言えない。はやく記者会見をしてほしいです》
“ひろゆき”こと西村博之氏(46)もTwitterで、あ然とした反応を示している。
《三浦瑠麗さん、逮捕された夫が代表の会社から「385万円の太陽光コンサル料」を受け取っていた。ということで、「まったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」というコメントが嘘ということに、、、 調べればわかる嘘をなんで言っちゃったのだろう。。。》
こうした状況は、ますます三浦の立場を追い詰めることになりそうだ。
「三浦さんは『めざまし8』を欠席し続けていますが、フジテレビの番組審議委員に名を連ねたままです。一方で3月下旬には、過去のTwitter投稿がプライバシー侵害にあたると認定され敗訴したばかり。彼女はコメンテーターとして知名度を上げてきた人ですが、いまや起用する番組はありません。音声配信や連載などの仕事はあるようですが、ここまでイメージダウンしてしまうとテレビ復帰は難しいでしょう。夫の事業に関与していないのであれば、公の前で釈明すべきかと思います」(テレビ局関係者)
15日には岸田文雄首相(65)の襲撃事件を受けて、《暴力は絶対に許されないし、テロリストに同情したり名声を与えたりしてはいけない、ということ。あらためて》とツイートしていた三浦。自らの絶体絶命の状況を、どのように捉えているのだろうか――。