《高島屋で予約した冷凍のクリスマスケーキが悲惨な状態に…》
《ヤマト運輸で高島屋のクリスマスケーキ注文したら酷い状態で届きました…これは配達員が悪くなるのか、お店側が悪くなるのか、しっかり返金して責任とって欲しいです…次回からは宅急便で高島屋のケーキを購入するのをやめます…》
12月24日のクリスマスイブ、Xでは「高島屋のケーキ」がトレンド入りした。大手百貨店「高島屋」でケーキを購入した消費者が次々とトラブルをポストしている。
事の発端は、高島屋オンラインストアで「クリスマスケーキのお取り寄せ2023」(現在は掲載終了)を利用した消費者が、24日に届いたケーキを確認すると、原型をとどめていないほど無惨な状態になっていたこと。その写真を見た別のユーザーによる《クリスマス台無し》《これ知ったら2度と誰も頼まない》といった同情の声も多い。
今回、被害が多数報告されたのは、横浜市にあるフランス料理店「レ・サンス」が高島屋限定で発売した「ストロベリーフリルショートケーキ」(税込5400円)のようだ。サイトに載せられた写真では、フリル状のクリームが全体にあしらわれており華やかな印象を受ける。決して安くない値段だが、クリスマス用に奮発した消費者の期待がうかがえる。
実際に購入した客は、落胆の声をあげるとともに冷凍状態で送られるはずのケーキがなぜここまで破損したのか疑問視していた。
《高島屋のケーキの件だけど冷凍ケーキが何故だ?配送業者はわるくないの?》
《柔らかいスポンジの台座に生クリームを絞っただけの商品を何の補強もせず箱に入れて運んだらそうなるだろうな…》
高島屋のサイトを確認すると、【返品の条件と期限】の項目にはこう記載されている。
《お届けした商品が、お申し込み商品と異なったり、汚損、破損などしていた場合には、お取り替え、またはご返金させていただきますので、お手数ではございますが、カスタマーセンターまでご連絡ください。商品のお取り替え・返品のご連絡は、商品到着後8日以内にお願いいたします》
返金・返品されたとしても、年に一度である特別な日の思い出の代えはきかないだろう。ネットでは「被害者の会」設立の動きも広がっている。
本誌は高島屋に見解を取材中だ。コメントがあり次第、追記する。
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