「エッフェル松川」議員が自民大阪府連会合出席「このままなら『ドリル優子』と同じ」身内から総スカン
「私が投稿した不適切なもので、日々、懸命に暮らしている国民のみなさまの神経を逆なですることをしてしまった、信を失ったと思って、深く反省したところであります。そのなかで、しかし日々、毎日毎日、デマが流され、自分自身が廃人になるのではないかと思う、つらい日々が3週間、4週間もありました」
「ネットでたたかれ、いわれなきことでマスコミにたたかれたりすることが、これほど精神的につらいと初めて経験いたしました」
などと、マスコミ批判をしたことなどを報じた。しかしながら地元議員は「その発言が、逆に『だったら何が正確で何が間違っているのか、本人が記者会見をしたらええだけやないか』ということになり、府民の怒りの声が多くの議員に寄せられていました」と指摘する。説明責任を果たしていないという、至極、もっともな反響だ。
「冒頭、松川議員から謝罪の言葉がありました。要約すると『ご批判を受け、もっと早く説明とお詫びを申し上げたかったが、環境が整わなかった。本日は内閣改造の区切りもあったので、説明させていただく』といった内容でした。どうして説明と内閣改造に関係があるのか言及はなかったですね」と、大阪府政関係者は苦笑する。
「相変わらず、言い訳が多かったですね。子連れの研修だったことには『自民党として子ども同伴もOKだった』と言ってましたが、それだったらなぜ、子どもの旅費を返金したのかについての説明はありませんでした。『バレたから返したんですか?』と勘繰られますよ。ほかにも『大使館にお守りを頼んではいない。旅行会社の添乗員に面倒をみてもらった』『会見を開かなかったのは、女性局長を辞任していたから』『党が一括対応するので(私が)対応をしてはいけないと慎んでいた』などの発言もありました。
「なんや知らんけど、この夏は松川さんの代わりになって、よう、有権者に謝っていましたわ」(府議会議員)と言うように、地方議員には、これまでの松川議員への不満がマグマのように溜まっていたようで、会合が進行するうちに、松川議員への批判のボルテージは上がっていったという。
「ある方は『府連は迷惑を被っているんですよ。政治家としての緊張感が欠如しているし、政治家としてのスキルにも問題がある。『マスコミがデマを言っている』というが、自分がどう言ったら、どういうハレーションがあるのか考えないといけない。ここできっちりケジメをつけないと』と、辞職を迫るような言葉も出ました。