尾辻氏の抗議で話題…二次元美少女広告の炎上を専門家が喝破「配慮が当然視されれば表現の自由は死ぬ」
「2022年の日本、女性の性的なイラストが堂々と駅出口で広告になるのか……」
「近年、企業や自治体、ゲーム会社の広告で、いわゆる二次元美少女が使われることが増えました。それに対し、尾辻氏のように『露出が多すぎる』『胸が大きい』『スカートが短い』『性的だ』と、非難する人たちが一部にいます。彼ら彼女らは、そうした “性的表現” が公共の場に出てくることは一種の性的加害であり、撤去すべきであるとして、繰り返し問題にするのです」(ネットライター)
「今の10代から20代が自然に受け入れているアニメやゲームのキャラを『性的で不快だ』と感じる人がいます。ところが、こうした自分の心が傷つけられたと感じる人たちは『誰もが同じように感じるはずだ』と考えがちで、過激な抗議をすることが多いのです」
「広告によっては不快に思う人がいるのは当然ですが、その方への配慮が当然視されるようになれば、表現の自由は死にます。どんな表現でも、誰かを不快にする可能性はあるからです。表現の自由は、そうしたたんなる嫌悪感や不快感よりも優越します。表現が公の場に掲示されるのは当然のことです」