「現在は『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)の撮影中ですが、共演者とも仲良くやっていますよ。休憩時間には趣味の写真について語ったりして、昔のような “尖った雰囲気” はすっかりなくなりましたね」(ドラマスタッフ)
「甘いマスクに確かな演技力をあわせ持った安藤さんは、デビューしてすぐに頭角を現しました。『キッズ・リターン』でアカデミー賞新人賞など、各賞を総なめに。誰もがそのままスター街道を歩んでいくと信じていました。
「以前の安藤さんは平気で作品を途中降板したり、思ったことをそのまま相手に伝えてトラブルになったり……。演技面での評価はあるものの、“面倒くさい俳優” として評判でした。
「もともと天才的な演技力と抜群の存在感を持った俳優さんですからね。そこに “面倒くささ” がなくなったことで、一気に『仕事したい』という人が増えています。30代後半から40代前半の役者にとって、安藤さんはカリスマ的存在。後輩の山田孝之さん(37)も、その1人です。みんなが彼を慕っていて、実際に現時点でも映画やドラマのオファーがいくつも来ているといいます。今後、お茶の間や銀幕で見る機会もぐっと増えるのではないでしょうか」(別のテレビ局関係者)