12月27日、アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーであるマリウス葉が、大晦日の年越しライブ「ジャニーズカウントダウン2022-2023」の出演をもって、芸能界を引退することが発表された。
2020年12月から、体調不良で芸能活動を休止していたマリウス。公式サイトで、《ドイツで心身医療の専門家のサポートを受け、治療と療養に専念していましたが、その期間が、自分の人生を振り返り、自分と向き合う機会ともなりました》と振り返る。
しかし、《日常生活を取り戻す中で、日本に帰国して芸能界に復帰するという未来図が描くことがどうしても出来ずに、葛藤の末、芸能界引退を考えるようになりました》とも。
現在はスペインの大学で政治、哲学、法律、経済学、国際弁護などを学んでおり、卒業後は《世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長していきたい》と意気込んだ。
Sexy Zoneは、2023年以降、残る4人で活動を続ける。だが、一連の発表に不満を持ったのが、一部のキンプリファンたちだ。
「事務所が『卒業』という言葉を使い、ファンクラブ向け動画でも和やかな5人の姿が映っていたことから、マリウスさんの卒業には “円満退所” 感が強い。
一方、11月にメンバー3人の脱退・退所が電撃発表されたKing&Princeの場合、公開された動画ではメンバー全員が終始固い表情で、重苦しい雰囲気でした。
退所理由も、メンバー間の “方向性の違い” と説明されたものの、あまりに突然すぎる発表で、ティアラと呼ばれるキンプリファンたちは、事務所への不信感を募らせていたんです。
そのため、マリウスさんの卒業をうけ、《待遇違いすぎ》《やっぱりキンプリの退所は闇深い》などと投稿するティアラが続出しています」(芸能記者)
ティアラたちの不信感は、さまざまな形で現れている。動画で5人の目に「カンペが映ってる」と指摘し、「事務所が用意した文章を読まされている」と疑問を投げかけたツイートも。
また、12月3日に放送された音楽特番『ベストアーティスト2022』(日本テレビ系)で、司会の櫻井翔が「このメンバーでの出演は今夜が最後」と紹介すると、「キンプリとティアラを侮辱した」として、抗議文を送る呼びかけが出回ったことも。
こうした一部の “暴走” 気味なティアラは、「害悪ティアラ」と呼ばれているが、SNSではSexy Zoneファンと、さらにはティアラ同士の分断も起こりつつある。
《マリウスに便乗してキンプリの名前出すのやめてくれ あんなティアラと同じにされたくない》
《今回のマリウス卒業で「あんな事務所やめて正解」「現実見れる人が増えたんだね」分かった顔で呟いてるティアラ害悪すぎて腹立つ、、、》
《マリウスのセクゾ卒業&芸能界引退に際してティアラほんと首突っ込んでくるなって思う、こっちはこっちで受け止めてなんとかこれからやってこうとしてるときに「こうも違うのか!!」とか言われても そもそもの事情も何もかもちげえよ》
暴走気味なティアラたちの心中には、推してきたグループが突然分裂するという、やり場のない怒りが渦巻いているのだろう。メンバーの口から納得いく説明がない以上、今後も騒動は続きそうだ。
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