2022年10月19日にザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81、本名・仲本興喜)が亡くなってから、まもなく一周忌を迎えようとしている。
「仲本さんは、2012年、27歳下の歌手・三代(みだい)純歌さんと3度めの結婚を発表しましたが、2022年5月ごろから複数の週刊誌で、純歌さんの “家出” が報じられました。
東京都目黒区に2人の自宅がありましたが、純歌さんは神奈川県横浜市にカレー店を開き、その近くでカレー店関係者と一緒に暮らしているという証言もありましたが、仲本さんは各媒体に対して、否定。
同年10月、純歌さんの虐待疑惑が報じられた直後に “あの事故” が起きてしまったんです」(芸能記者)
10月18日午前、仲本さんは信号機がなく、歩行者横断禁止となっている交差点を横断中に乗用車にはねられ、救急搬送された。その1日後に、交通事故による急性硬膜下血腫のため、帰らぬ人となった。
「事故が起きたのは、純歌さんが横浜に開いたカレー店『ウィローズハウス』から80mほどの場所だったんです。大物芸能人の突然の死は衝撃的なニュースで、当然、純歌さんが営んでいたカレー店も大きな注目を集めました」(前出・芸能記者)
事故直後、ワイドショーなどでも、たびたび「ウィローズハウス」の存在は取り上げられていた。“店の味” を知る来店客はこう話す。
「フルーツをベースとしたカレーで、男性に人気なボリューム満点の1200円のカツカレーセットは評判でした。オープン時には仲本さんからも花が贈られていたりと活気がありましたね」
しかし、事故から約1年がたち、ふたたび「ウィローズハウス」を訪れると、店があったテナントビルの2階にはまったく別の店舗が入っている。
もともと、昼はカレー店、夜は別経営者のバーというかたちで営業されていた「ウィローズハウス」だったため、現在、入居している店舗の店長に電話で、純歌との関係性について尋ねると、こう答えるのだった。
「純歌さんのお店は、2022年12月末には閉店されたかと思います。うちの店舗がテナントビルを借りて、オープンしたのは2023年3月です。純歌さんとはまったく無関係でして、カレー店がその後、どうなったのかなどは知りませんね」
前出の来店客は「事故現場があまりに近く、カレー店に向かう途中に仲本さんが事故にあったとも言われています。とてもじゃないですが、店を続けようとは思えなかったのではないでしょうか」と、話していた。
2023年6月に「デイリー新潮」は、純歌が最近になり「仲本家」を冠したキッチンカーを始めたことで、関係者から不評を買っていると報じた。
その記事内では、純歌からのコメントも掲載されており、「お店は閉じ、キッチンカーは1回か2回しかやっていません。営業許可はもちろん取っています」と答えていた。
本誌の取材では、カレー店は2022年12月に閉じたと見られる。「仲本」の冠が必要ない “純歌だけのカレー店” を先に畳み、キッチンカーは「仲本」の名前を借りて、続けていたことになる――。
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