9月12日、日本マクドナルドは故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、木村拓哉(50)らジャニーズ事務所の所属タレントが出演する広告展開について、契約期間満了後は更新しない方針を明らかにした。
日本マクドナルドは、2023年だけでも木村のほかに岡田准一、井ノ原快彦、「KinKi Kids」の堂本光一、堂本剛が出演するCMなどを展開していた。
じつは本誌は、9月8日に配信した記事で、ジャニーズ事務所の所属タレントを起用する企業10社に今後の対応を尋ねている。
日本マクドナルドは回答を寄せたうちの1社だ。その際は「個別の契約に関わることですので、回答を差し控えさせていただきますが、引き続き状況を注視してまいります」としていたが、わずか4日で “ジャニ切り” へ転じた格好だ。
ほかに「丸亀製麺」で知られるトリドールも、8日の本誌への回答では「所属タレントの起用に関しては、人権尊重の観点から適切に対応してまいります」としていたが、13日には「適切な対応がとられるまで見送る方針です」と方針を変更したことが報じられている。
「木村さんについては、日本マクドナルドだけでなく、企業広告に起用されてきた日産自動車も契約を更新しないと表明しました。大手企業がタレント起用を見送る方針を次々と打ち出すなか、木村さんが“打ち切りタレント”の筆頭になっている状況です。
木村さんが『リポビタンD』のCMに出演している大正製薬も今後の起用について、事務所の対応を見守る方針を示しており、“打ち切りドミノ” が続く可能性が高いのです」(芸能記者)
9月12日に「女性自身」が報じたところによると、8月下旬にジャニーズ事務所の新社長に就任した東山紀之ら“年長組”の所属タレントが出席して“決起集会”が開かれた。
東山はその場で、木村を新たな “ジャニーズの長男” として後継指名したという。
「ジャニーズ事務所が大事にしてきた “長男格” は、これまで近藤真彦さん、東山紀之さんと受け継がれてきましたが、東山さんは新社長に就任しました。“タレントのトップ”ともいえる“ジャニーズの長男”の称号を木村さんに託したというわけです。
社長就任とともにテレビ番組を降板、芸能界引退した東山さんに代わって、これからは木村さんが表舞台で、意見を求められることも増えてくるでしょう。
しかし、木村さんの新たな“ジャニーズの長男”としてのスタートは厳しいものになっています。自分自身のCM出演が見直されるなど、性加害問題の影響をモロに受けているのに、何も明確なメッセージを出さず、Instagramで意味深な投稿をしている状況は批判を浴びています」(同前)
9月7日の夜にInstagramで綴った“show must go on!”の意志があるなら、しっかりとこの問題に向き合わなければいけない――。
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