「契約満了扱いにしなかった、したくなかったということでしょう」(制作会社スタッフ)
8月30日、グラビア界のニューヒロインとして注目を集めていた浅倉唯(26)の所属事務所が、同日付で「本人との契約期間終了直前(満了は8月31日)ではありますが、諸般の事情並びにご迷惑をお掛けした関係各所様へのけじめとしまして、契約を解除いたします」と発表した。
浅倉といえば、8月28日に最終回を迎えた『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)で、悪の女王・アギレラを演じた期待の女優。しかし自身のSNSで、事務所批判とも取れる言葉をたびたび発していた。いったい、何が起きていたのかーー。
「昨年の11月ごろから、仕事への遅刻やドタキャンを繰り返し、事務所スタッフは対応に追われていました。共演者や制作陣を、新人である彼女が待たせるわけですから、平謝りするしかない。遅刻の理由の大半が寝坊だという彼女には、反省を促してもいたようですが、『私が行かなければ成立しませんよね』という態度で、変わることはありませんでした。
事務所が制作側に始末書を提出したこともあったと聞いています。担当マネージャーは頻繁に入れ替わり、連日続く撮影に、彼女が朝からちゃんと現場に入ったかを確認するまで眠ることができなかったせいか、心身ともに疲弊してやめていった人もいました」(同前)
不満を漏らしていた給与についても、「ベースは給料制で、彼女の芸歴を考えると悪くない金額が支払われていたそうで、月によっては200万円を超えることもあったとか」(別の芸能事務所スタッフ)と、恵まれていたように思える。
また、共演者と信頼関係を築くことを、彼女自身が拒んでいた面もあったという。
「『ライダー』シリーズは撮影時間が長く、地方ロケが多いんです。事務所スタッフが現場に同行することはほとんどなく、若手主体の出演者は仲よくなりやすい。今回も、出演者でLINEグループを作ったそうです。演技についての悩みなどを気軽に打ち明けられるわけだから、事務所にとってもありがたい話。ところが、彼女はほとんどの参加者をブロックしたみたいで、『どういうつもりだ』と、不満を口にする他事務所のマネージャーもいました」(同前)
当然、共演者との間に距離が生じ、孤立を深めた彼女が唯一信頼を寄せたのが、同じ事務所に所属する俳優・世古口凌(25)だ。
今年7月に「FRIDAY」で、半同棲中と報じられた2人だが、釈明として明かされた理由が、浅倉がストーカー被害に遭っていたーーだった。自宅マンションに見知らぬ男性が入り込みカメラを向けられたこと、自室のインターホンを何度も鳴らされたことから、ストーカーの存在を確信。対策として「昔から家族ぐるみの付き合いがあり信頼できる友人」の世古口宅に身を寄せていたとし、当時は前所属事務所も同様の回答だった。
しかし本誌が取材を進めると、2人はそれ以前から半同棲状態にあったという事実がわかった。世古口の友人が言う。
「去年の12月くらいから、彼女がよく家に泊まりに来ると、世古口は言っていました。だから、ストーカーがいたから家にという報道を見て、あれって思いました」
あらためて、前所属事務所に2人の関係や、契約解除の理由を問い合わせると、次のように回答した。
「週刊誌の報道が出るとなったとき2人をヒアリングしたところ、昨年末から世古口の家で頻繁に一緒にいることがわかりました。事務所としてはプライベートに口を挟むつもりはなく、本人たちにまかせていましたし、それは契約解除の理由ではありません。あくまでも、諸般の事情のけじめのためです」
一方、浅倉はインスタグラムで芸能活動を「今まで通り続けて参ります」としている。彼女が再び輝ける日が来るのかーー。
外部リンク