六代目山口組"全国統一"向けて関東進出…髙山清司若頭は「ヤクザサミット」参加で「天下布武の大号令」
「これは、まさにヤクザ界のサミットだ――」
「神戸山口組は宅見組が離脱。勢力が大きく削がれた。井上邦雄組長は籠城し続けるのかもしれないが……」(都内在住の暴力団関係者)
「六代目山口組は来年にも、関東の独立系の指定暴力団を傘下に入れるとみられている。六代目山口組の関東での勢力はますます強くなり、全国統一に繋がる。
「逃走した犯人の映像を見ると、別の銃撃事件で指名手配中の絆會最高幹部に似ているとの情報がある。絆會・織田絆誠(よしのり)会長の側近中の側近といわれた人物で、この事件は抗争の一端ではないかとみられています」(大手紙社会部記者)
「今のヤクザのおもなシノギは、特殊詐欺と薬物だろう。不動産を所有していたり、飲食店や金融を持っている組織はまだいいが、各組織とも、月々の上納金を支払うのに必死だ」
「六代目山口組の髙山若頭は、北海道の傘下組織幹部を呼び、“ルフィ” に指示を出していたのか確認したようです。組織としては、上まで責任が及ぶことは避けなければいけない」(前出・暴力団関係者)
「若手の組員たちは組織を超えて、組員同士の “ヤクザ連合” で特殊詐欺をやっているケースが多い。携帯電話やパソコンを駆使し、海外から電話をかけ、国内の人間を動かすのは、高齢の組員には難しい。しかも若い組員は、組織間の抗争にはあまりこだわらないし、犯行に半グレも使っている」(前出・暴力団関係者)
「住吉会内部で、幸平一家傘下組織と村田会で、お互いの車に植木鉢やブロックを投げつける事件が発生しました。ほかにも、幸平一家が別の住吉会内部の組織と揉める事件が発生しています」
「幸平一家は、住吉会内部で誰も止められない状況。これまでは、こうした内輪揉めが表沙汰になるようなことはなかったが、もう抑えが効いていない」(前出・暴力団関係者)
「歳を取り生活が厳しくなると、事件を起こして逮捕され、刑務所で生活したほうがましだと思うのだろう。彼らが大事に持っていた拳銃を使うのは『これが最後だ』と思っているから。今後、こうした事件はもっと増えるはずだ」