9月13日、元読売テレビのアナウンサーで、ニュースキャスターの辛坊治郎氏が、ラジオ番組『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』(ニッポン放送)で、安倍元首相の国葬問題について言及した。
開始数分、「今週、非常に悔しい思いをしておりまして。今日、ネットニュースを見ていたら、田崎史郎さんのところに安倍さんの国葬の招待状が届いたっていうのがネットニュースになってまして」と切り出した辛坊氏。
「私の身近な知り合いから『辛坊さん国葬どうされます?』って問い合わせが来たんですよ。なんでって聞いたらですね、どうもその人のところには招待状が来ているということで。わたくし、いまだに来ておりません!
私ね、安倍さんが生きてらしたら、安倍さんが差配する立場なら、私のところに招待状が絶対来てると思うんだけど」
こう言い分をまくしたてたあげく、「今回、完全無視だわ、岸田さん。だから、この政権は最低だな、本当に!」と言い放ったのだ。
これにはタレントのラサール石井も、自身のTwitterで《まさか本気じゃないよね。半分ジョークなんでしょうが。》と反応。
SNS上でも、
《こんなん恥ずかし面白すぎる》
《国葬儀は嫌いだと言ってたのに、行きたかったんですね》
《そもそもこの人らって国葬を何だと思っているんだ?いつまでも安倍「桜を見る会」のノリでいる》
と、批判的な意見や失望の声が集まった。
「立憲民主党の蓮舫議員や辻元清美議員が、招待状の写真をアップして欠席を表明するなど、招待状が来た来ないは、いま大きな話題になっています。
辛坊氏は、ラジオの発言では『これを言ったらニュースになるな』と前振りしているので、おそらく冗談で言ったのだと思いますが、予想以上に大きなニュースになってしまったようです。
実際、14日になって、《新幹線で暇になったのでネットニュースを見たら私の話がたくさんあってビックリ。真相はリスナーさんだけが知ってる、って事かなあ。ネットニュースに騙される人って哀れだなぁ。》とツイートしていますからね。
ただ、辛坊氏も自分で言ってますが、国葬は参列者集めに苦労しているとの話もあるので、これから招待状が届くかもしれませんね」(社会部記者)
もし招待状が来たら、思わず歓喜の声をあげるのだろうか――。
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