この1年は、木村拓哉にとって激動の年だったに違いない。
12月8日、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は、公式サイトで新会社が発足したことを発表した。新会社名は14万件以上の公募から選ばれ、「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」に決定されたという。
「木村さんはすでに10月5日、新会社とエージェント契約を締結する予定であることが事務所から発表されています。
故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を経て、タレントたちがエージェント契約をすることにより、彼らの活躍もクッキリと明暗が分かれることが懸念されています。
無論、木村さんもその “例外” ではありません。騒動のときには、木村さんも批判を浴びましたからね……」(芸能記者)
10月17日から「SMILE-UP.」と名をあらためた、旧ジャニーズ事務所。その社名変更に「反対の声をあげた」と報道され、注目されてきたのも木村だった。
「退所するタレントが相次ぐなかで、ジャニーズ残留を決めた木村さん。タレント引退をする東山さんに変わり、後輩を引っ張っていくのは自分しかいないと思っているでしょう。
10月4日の『文春オンライン』で、社名変更について最後まで反対していたと報じられましたが、事務所公式サイトは『全て事実無根です』と否定声明を出しています」(同)
そんな旧ジャニーズの “長男” に浴びせられた批判の発端は、ジャニーズ事務所による初めての会見があった9月7日の夜、自身のInstagramで、自撮りとともに《show must go on!》と投稿したことだ。
「この言葉は、ジャニー氏が所属タレントに伝えてきたモットーです。会見では、ジュリーさんや東山さんが性加害を全面的に認め、ジャニー氏を批判していたにもかかわらず、配慮のまったくない言葉に、ネット上では『何を考えてるんだ』と大炎上し、投稿はすぐに削除されました」(前出・芸能記者)
会見後、旧ジャニーズタレントを広告に起用していた各企業は、次々とCMの打ち切りや契約見送りを表明した。
「木村さんは長年、マクドナルドのCMに出演していましたが、日本マクドナルドは現行の契約期間が満了した後、契約を更新しない方針を明らかにしています。
ジャニーズの弟分である『なにわ男子』も、2023年の冬に予定されていたコンビニエンスストアの新CMが見送りになりましたよ」(広告代理店社員)
木村にはさらなる “燃料” が投下されてしまった。旧ジャニーズ事務所による2度めの記者会見がおこなわれた10月2日、木村は会見後、Instagramに、2匹の愛犬とともに歩く動画を添えて『「一歩ずつ、前に!」 PEACE!! STAYSAFE! 拓哉』と投稿した。
《まるで他人事 かっこ悪すぎる 会見内容はどうあれ会見で矢面にたっている人間と違い過ぎる》
《キムタクって、今だに自分の言葉で語らず、軽くInstagramで遊んでるけど、ジャニタレの中で1番ダサい!キムタク、ダサすぎる….それなら、会見後に中途半端にアップとかしないで、黙秘してれば良いのにって、思うけどね。やる事、中途半端でダサすぎる。。。》
《キムタクはインスタ皆んなで辞めさせないとヤバイこのままだと変なおじさん》
と、当時、SNS上ではまたも批判が集まる結果に。
その後も、木村のSNSは “平常運転” が続いており、キメ顔や自撮りなどが多く投稿されている。旧ジャニーズの “長男” として、新体制を引っ張っていくことはできるのか――。
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