《酷い“妄想”とか、“想像”や“嘘だけ”で記事になっててびっくりします すごいですね 訴訟して勝ってもなにも良いことないのでしませんが》
12月26日、笑顔の絵文字とともに、自身のXで怒りをあらわにした、プロフィギュアスケーターの羽生結弦。Xだけでなく、自身のInstagramではさらに直筆メッセージを公開し、こうつづっている。
《10代の頃からずっと、嘘や妄想や、出会ったことすらない関係者さんの話で記事が出ますが…面白いですね ありったけの体力と精神と技術と、自分を、スケートに込めていきます》
羽生をここまで怒らせたのは、11月に発表した “105日離婚” をめぐる各社の報道だろう。
12月26日には、「文春オンライン」が元妻のバイオリニストとしての活動を長年支援してきたという後見人が実名告発。羽生の離婚発表時のコメントについて「羽生側が勝手に出したもの」「『相手を守った』って、それは全部、嘘ですよ」と憤りを語った。
さらに、同日の「デイリー新潮」では元妻が直撃され、「今は前向きに頑張ろう、頑張ろうという気持ち」と心境を語っている。
「羽生さんの反論は、元妻側関係者の告発をうけてのものと思われますが、ここまで負の感情をストレートに表現したのは初めてでは。ここ数カ月の流れを見ていれば無理もないですが、長年かけて築いてきた “ゆづ” キャラは完全に崩壊しましたね」(芸能記者)
さかのぼれば、8月4日に一般女性との結婚を発表した段階では、午後11時11分というこだわりの見える時間にコメント発表したり、お相手の素性を一切明かさない鉄壁ぶりを見せたりと、世間の思う「羽生らしさ」があった。
だが、その後の展開は、羽生の思いどおりにはいかなかったようだ。徐々に、お相手がバイオリニストという話が報じられ、9月19日には、出身地である山口県の地元紙『日刊新周南』が、初めて実名を報じている。
そうした経緯を経て、11月17日には急転直下の離婚発表となった。
《互いを心から尊敬し、大切にしていく覚悟を持って結婚いたしました。 それぞれを守るために様々なことを考えながら共に乗り越え、過ごしてきました。》としたうえで、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされていると苦言。《私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。》とつづり、同情の声が多く集まった。
しかし、結婚生活の裏側が報じられ始めると、風向きは大きく変わっていった。11月30日の「NEWSポストセブン」では、羽生の活躍を母親が支えており、元妻は健康管理にまったく関わることができなかったと報じられた。同じマンションの隣の部屋に住む義母から無視されていたという話もあり、嫁姑問題に難があった可能性が浮上している。
あげく、結婚・離婚を知らされていなかったという親族からは、今回の一件を非難する声があがった。11月22日の「現代ビジネス」では、羽生の祖母が「私たちには理解できません。(相手について)なんで言わなかったのかなって」「やっぱりゆづは子供だったんですよ」と厳しいコメントを残している。
また、11月27日の「文春オンライン」では、取材に応じた叔母が「(ゆづが)もうちょっと大人だったら」と心境を吐露していた。
「結果的に、離婚発表から半月足らずで、離婚理由と大きく食い違う内容が報じられ、親族からも苦言を呈される事態になったわけです。世間ではあまりに早い離婚に対し、首を傾げる人々も出てきました。
こうなってしまうと、羽生さんのスケート活動や、12月7日の誕生日とともに写真集を発売したというニュースなど、一挙手一投足が厳しい目で見られます。
一連の報道や世間の反応に対するフラストレーションが爆発して、今回のようにSNSで怒りや苛立ちを表明したのかもしれません」(前出・芸能記者)
だが、SNSでは、このタイミングでの投稿に疑問を抱く声も見られる。
《羽生結弦さん、Xで反論できるなら結婚してる間に過激なメディアとファンに対してしたら良かったのに。。。奥様のことは守れなかったと言いながら、自己の保身はしっかりする。みたいな印象を受けてしまった》
《今更言うより入籍された「お相手」を守る時にこそ、言うべきだったのでは?》
《妻を守るために離婚ってのが違和感しかなかったからなぁ 男性としての魅力で商売してて、一般人と結婚してる嵐ですらそんな判断取らないのに、結婚に対しての覚悟の問題な気もする 羽生結弦の自衛のスピードは凄い早いよね》
この150日におきた怒涛の展開により、もはや “氷上のプリンス” というイメージは崩壊寸前となってしまったようだ。
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