5月2日にデビューした、韓国6人組ガールズグループ「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」。デビューアルバムが発売1週間で30万枚以上を売り上げ、発売1週間の販売において歴代ガールズグループで新記録を樹立。いま最も勢いのあるグループの1つになっている。
ところが、デビューから3週間足らずで、メンバーの1人であるキム・ガラムが活動休止に追い込まれた。
「発端は、ガラムさんが中学生のとき、校内暴力の加害者だったとの噂です。この噂はデビュー前からSNSでささやかれていましたが、所属事務所は虚偽だと否定してきました。
友人とのトラブルがあり、悪口を言ったことについては事務所も否定しておらず、『本人も誤りを認めて深く反省している』とコメントしています。
事務所の発表によれば、ガラムさんは精神的に苦しんでいるといい、『しばらく活動を中断し、傷ついた心を治癒することに集中する』としています」(アイドルライター)
宮脇は、日韓合同のガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」のメンバーとして2021年まで期間限定で活動。その後、もともと所属していたアイドルグループ「HKT48」からの卒業も発表。2022年に入り、「IZ*ONE」元メンバーとともに、韓国の芸能事務所との専属契約を締結し、今回の再デビューに至った。
韓国で本格的に活動を再開した最中の活動休止報道に、ファンも衝撃を隠せないようだ。所属事務所への批判も集まっている。
《ルセラフィムは良いなーと思っていた矢先のことで残念です》
《真偽は知らないが、最近はこういう話が多いので、マネジメントを行う側も素人に近いのかな?と感じる》
《何にせよ過去に起こしたトラブルをしっかり清算しきれていない人間を採用してしまった事務所側の詰めの甘さがまずいんじゃないかと思う》
今回のように、アイドルの過去が暴露され、活動休止やグループ脱退に追い込まれる事態は、韓国アイドル界では決して珍しくない。
「韓国のアイドルグループでは、男女問わず、過去の非行やいじめなどが暴露される騒動が相次いでいます。
2021年2月には、13人組男性グループ『SEVENTEEN』のメンバー、ミンギュが中学時代に暴力を振るっていたと暴露され、活動休止しています。
同月にはガールズグループ『(G)I-DLE(アイドゥル)』のスジンもいじめ加害が告発され、同じく活動休止に追い込まれています。
例をあげればきりがありませんが、韓国アイドル界では今回の件もよくある騒動の一つにすぎません。デビュー3週間足らずでのトラブルは、あまりに早すぎますが……」(同前)
所属事務所は、キム・ガラムが復帰するまで5人で活動すると発表している。キム・ガラムのみならず、負担が大きくなる宮脇にも心配の声が上がっている。
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