「俺たちは何も悪いことしてねえ」麻生太郎氏、派閥存続で岸田首相と対決姿勢
「億単位の裏金が判明したにもかかわらず、政治資金規正法がザル法だったばかりに、逮捕・立件された議員はいまのところ3名だけ。5年間で6億円を超えるキックバックをしていた安倍派の重鎮7人はおとがめなしという結末に、いまや派閥は国民から『悪の権化』のように思われています。
「派閥は解消されたように見えても『勉強会』などに形を変えて維持・結束することがあります。実際、清和会を創設した福田赳夫元首相の孫、福田達夫元総務会長(当選4回)が『反省の上に新しい集団をつくっていくことが大事』と新グループを作ることを宣言しています」
「会の発起人は、無派閥の菅義偉前首相に近い坂井学氏、同じく無派閥の石破茂元幹事長と同じ鳥取県が地盤の赤沢亮正氏などです。19日の会合には19人が参加しましたが、党内では『無派閥という名前の派閥ができたのか』と皮肉の声も聞こえてきます。
《無派閥が集まって意見統一するとそれはもう派閥なのでは?》
《無派閥という名の派閥という批判はあるが、あれだけの人数の国会議員が居れば、何らかのグループが出来てしまうのは仕方ないだろう》
《今まで党内で何も出来なかった方々が、今更集まって何ができると?》