2月24日、元KAT-TUNのメンバーで、シンガーソングライターの田中聖容疑者が、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された。
各メディアによると、田中容疑者は1月30日、名古屋市内のビジネスホテルで、覚醒剤約0.164グラムを所持していた疑いが持たれているとのこと。警察の調べに対し、「わからない」と容疑を否認していると報じられた。
2017年には、大麻取締法容疑違反の現行犯で逮捕されている。田中自身は「自分のものではない」と否定しており、当時は処分保留で釈放となったのち、不起訴処分に。「今後は自らの行動に自覚を持ち、社会人としての責任を持って行動して行くよう反省いたします」とコメントを発表している。
2013年にジャニーズ事務所から「度重なるルール違反があった」として、異例の解雇処分となった。事務所に無断で、副業のバーを経営していたことが一因とも報じられている。
その後は音楽活動を精力的に続けていたが、金銭的には常に厳しい状況だったようだ。2017年6月13日号の『週刊女性』によれば、田中はジャニーズ時代から実家のローン返済や店の家賃など、数千万単位の借金に追われていたという。
そんな田中の荒んだ生活を、本誌も目撃していた。2021年12月31日、千葉県内のラブホテルから出てきた田中。フロントでもたつく女性には見向きもせず、そそくさとその場を去っていった。
女性の友人は、当時の本誌取材に対し、田中が続けているゲーム実況などがきっかけでつながったことを明かしていた。田中は車やトイレなどに呼び出し、 1時間ほどで女性を帰らせることもあったという。
また、女性に対する冷たい仕打ちはこれだけではなかった。千葉の実家そばのラブホテルまで呼び出し、何時間も待たせることもあったという。この友人は「ホテル代は彼女が払い、そのうえ、彼と会うたびにお金を渡しているんです。30万円渡したこともあると聞きました」と明かしていた。
当時、女性は本誌の直撃に対し、田中と会っていたことを認めた。また「ホテル代など、お金を渡している?」という質問に対しては、「そうですね。すみません、これ以上はちょっと……」と答えていた。
田中にも事実関係を問い合わせると、「現状誰かに金銭を要求している事実はございません」との回答があり、当日会っていたことは否定していなかった。
逮捕後に移送される際、深々とパーカーをかぶり表情がうかがえなかった田中。事態の推移に、注目が集まっている。
外部リンク