11月中旬の夕方ごろ。東京から、地方へ向かう新幹線に乗ろうとしていたのは、俳優の原田龍二(52)だった。
翌日からのドラマ撮影のため、マネージャーらしき男性2人とともに、駅に姿を現した原田。
やはり、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞して、芸能界デビューを果たした男前とあって、スモークがかかったサングラスで決めた姿は、さまになっている。
2022年で芸能活動30周年を迎えた原田だが、まさしく“山あり谷あり”の俳優人生だった。なかでも、いちばんの“谷”は、2019年5月に週刊誌報道で発覚した「4WD不倫」だろう。
当時、レギュラーMCを務めていた『5時に夢中!』(TOKYO MX)の放送後、原田は自身の4WD「ランドクルーザー」に乗り込み、都内の駅前で女性と合流。2人は車内で“不貞行為”をおこなっていた、という内容だった。
報道の直後には番組の出演キャンセルなどがあったが、その後は妻・原田愛(49)の助けもあり、復活を遂げた。
「もともと、タレントとして活動していた愛さんは、2021年に原田さんが出演していた『大麦若葉』(山本漢方製薬)のCMに、夫婦で出演したのをきっかけに、芸能活動を再開しました。
不倫報道後に共著で“夫婦エッセイ”を刊行するなど、仲よく2人でも活動しています」(芸能担当記者)
原田自身も俳優活動のみならず、YouTubeチャンネル「原田龍二の『ニンゲンTV』」を運営しており、そこでは心霊系ユーチューバーとしての活躍が注目を集めている。
さらには昔、ドキュメンタリー番組のロケで出会ったアマゾンに住む「ヤノマミ族」との交流をもとに、小説「精霊たちのブルース」(万代宝書房刊)を執筆。2022年6月には小説家デビューを果たしている。
この3年半の間に、30年の芸能生活の中でも相当“濃い内容”の変化が詰め込まれている原田。
冒頭のドラマ撮影は“前乗り・前泊”だったというが……もう“やらかし”の心配は必要ないだろう。
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