5月31日、俳優の原田龍二が都内で記者会見を開いた。前日発売の『週刊文春』6月6日号で、女性ファン2人との不倫が報じられた件について、説明した。
原田はこの日『5時に夢中!』(MXテレビ)に生出演し、冒頭で「お騒がせして申し訳ありません」と謝罪。自分自身の不倫報道を番組内で読み上げさせられ、「人生でこんな拷問ってあるんですね」とつぶやいていた。
だが本当の拷問は、番組終了後の記者会見だった。原田は『5時に夢中!』の放送を終え、100人は超えているであろう報道陣を前に、「このたびは、私、原田龍二が軽率な行動により、常日頃応援してくださっているファン、関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけし、申し訳ございませんでした」と謝罪を始めた。
「妻に『こんなだめな亭主でごめんなさい』と謝罪したところ、『バカ』と。僕が落ち込んでいたものですから……ほんとによくできた妻なので『原田アウト!』って言ってくれて。励ましのつもりだったのかも。
ほんっとうに、自分はなんてことをしてしまったんだと思うと同時に、やはり人間的に尊敬できる女性だなと。僕と正反対」
不倫相手との行為が公園脇に停めた車内だったことについて、「恥ずかしいことをしました。相手の方にも不愉快な思いをさせてしまった。(車を)買い替えなければいけないなと思っています」とうつむいて発言。
『5時に夢中!』で、ミッツ・マングローブから「性欲が強いのね」といじられたことを受け、記者から「(性欲は)強いんですか」と聞かれると「……強いですね」と神妙な顔で返答。
「車内での行為が好きなんですか」という質問に、「大好きではありません」と答えるなど、何度か笑いが起こる場面もあった。
今後については、「こんな自分ですが、お仕事をいただけたら、誰よりも一生懸命やりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と宣言し、会場から去っていった。
報道陣の質問にごまかすこともなく答え、終始、反省の色が見える原田らしい会見だった。
最後に、かつて原田が本誌(2017年7月4日号)で語っていた言葉を引いておこう。
「昔も今も自分は俳優というより『一人の人間としてこうあるべき』という矜持を持って生きています。
でも、すべてが必然だったと受け入れられるようになったのは40歳を過ぎてから。
いろんな人と出会うことで心の装飾品を外してもらったんでしょう。見栄も体裁もすべては余分なもの。人生、丸腰!」
やはり、人生は、丸腰では生きていけないのかもしれない。