「大麻を使用するとリラックスした気持ちになり、眠れるようになった。まさか逮捕されるとは思っていなかった。自分の甘さ、弱さから、多くの方に迷惑をかけてしまいました」
8月28日、東京地裁で開かれた初公判でこう語ったのは、大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された俳優、永山絢斗被告(34)。2023年6月15日、東京・目黒区の自宅で、大麻およそ1.7グラムを所持していたとされ、翌16日に逮捕。7月7日には、保釈保証金300万円を納付して保釈されていた。
この日の初公判に黒のスーツ姿で入廷した永山被告は、起訴内容について間違いないことを認めた。検察は「大麻への依存性、常習性が認められる」と指摘し、懲役6カ月を求刑している。
とはいえ、大麻取締法違反(所持)は、初犯で再犯の可能性が低いとされた場合、執行猶予つきの有罪判決となることが多い。
永山被告の逮捕後、芸能界の “ご意見番” 梅沢富美男は、6月19日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、法改正による厳罰化が必要だとして「こういうことをやった人は、懲役行きなよ、無条件で」と厳しい意見を述べたほどだ。
「永山被告の初公判では、検察側が『(永山被告は)中学2年生の夏ごろの音楽イベントで地元の先輩に誘われ、大麻を初めて使用。18歳から19歳のときに再開し、事件まで継続的に使用していた』と明かし、永山被告に常習性があったことがうかがえます。それでも、8~9割がた、執行猶予がつくだろうと見られています」(スポーツ紙記者)
ネット上では、永山被告が「中2で初めて大麻を使用した」ことに、驚きの声があがっている。
《中2って、その歳からそういうところに入り浸ってたんだろうか。普通に地元で遊んでるだけだったらなかなか手に入らないものだと思うけど。家族は本当に知らなかったのか》
《中2って、驚きました。思っている以上に若い世代に広がっているのかと思うとゾッとします》
被告人質問では、今後について、母親との同居を続けながら、「許されるのであれば表現の仕事をしたい」と訴えた永山被告。
逮捕が報じられたとき、兄の永山瑛太は「まあ俺は許さない、それだけですね。フォローするのどうのとか、関係ないですから。絢斗が俳優になりたいっていうのは、自分で決めたことです」と、厳しい言葉で語っていたが、はたして兄に許してもらえる日は来るだろうか。
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