レスリング五輪3大会連続金メダリストの吉田沙保里(38)が、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の木曜日パーソナリティを9月末で卒業する。
2019年1月の現役引退直後から2年あまり務めた “朝の顔” を退くわけだが、もともと吉田の “やめ時” は、もっと前に設定されていたという。
「2020年に開催予定だった東京五輪のために、1月に現役引退した吉田を日テレが4月からパーソナリティに採用しました。しかし五輪が延長になったため、吉田の任期も延びたのです」(芸能記者)
「吉田は当初、金曜日のパーソナリティを務めていましたが、間もなく『月替わりパーソナリティ』というゲスト枠が設けられ、金曜日は吉田とゲストのW体制になりました。
これは明らかに吉田の力不足を考慮した対応です。2021年4月1日から木曜日に引っ越し、この日の朝に登場すると『エイプリルフールか?』という声もツイッターなとで上がりました」(スポーツ紙記者)
9月27日から東海テレビの情報番組に月曜レギュラー(月2回)として出演するが、全国ネットでのレギュラー出演はなくなった吉田。今後の身の振り方はどうなるのか。
「吉田さんはタレントとしての実績はあまりないですが、数々の世界記録を打ち立て、2012年には国民栄誉賞を受賞するなどアスリートとしての活躍には目を見張るものがある。
吉田さんを起用することは、王貞治さんをタレントとして起用するようなもの。周囲も必要以上に気を使ってしまうそうで、『吉田さんは社交性があって人柄もいいけど、扱いが難しい。いじりにくいし、演出しづらい』という声を聞いたことがあります。
スポーツ出身タレントには旬があります。今だったら東京五輪で活躍したアスリートがアツいでよね。テレビで求められるのは実績よりも旬なので、吉田さんはタレントとしてはもう厳しいでしょう。後進指導のほうに比重を置いたほうがいい。
次に旬がくるとすれば結婚。本人もかつてインタビューで『引退してからは結婚して子供を産むことに夢をシフト。孫を抱っこすることに憧れている母親のためにも、絶対に叶えたい』と語っていました。
結婚して柔らかい雰囲気になったらタレントとしての需要が増え、再び注目される日が来るかもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)
9月21日、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した東京五輪・レスリング63キロ級で金メダルを獲得した川井友香子(24)は、同じく57キロ級で金メダルを獲得した姉・梨紗子(26)が8月に結婚した際、「沙保里さんから連絡があって、『私たちも早く素敵な彼氏を見つけて頑張ろうね』と。仲間意識を持ってくれて、ちょっとびっくりしました」と明かし、出演陣から爆笑が起こった。
また、吉田本人も9月7日に出演した『こやぶるSPORTS超』(関西テレビ)で「彼氏ができない」と悩みを打ち明け、MCの小籔千豊からアドバイスを受けている。
国際大会で16連覇という世界トップの記録をもつ「霊長類最強女子」が次につかむのは、芸能界でのポジションか、あるいは彼氏そして結婚か。今後に注目だ。
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