6月7日、「文春オンライン」が報じた、女優の広末涼子と、ミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏の“W不倫疑惑”。
同メディアによると、2人は3月下旬から会うようになり、広末が鳥羽氏の経営するレストランを訪れた際には、互いに肩をもみ合うなど親しげな様子を見せたり、都心の高級ホテルを訪れたりしていたという。
不倫について問われた2人はともに否定しているが、既婚者同士の不倫疑惑は、中華圏でも大きく報じられている。香港在住のジャーナリスト・角脇久志氏が語る。
「台湾では、1990年代から日本のドラマが多く放送されていて、広末さんも、デビュー当時から絶大な人気を誇っています。そのため、今回の“不倫疑惑”は、台湾や香港などでもすぐに報道され、芸能のトップニュースとして伝えられています」
では、現地ではどのように報じられているのだろうか。台湾のネットメディア「NOW NEWS」では、「イケメンからガチムチまでペロリ――広末涼子、肉食系7つの熱愛史。2度の結婚には不倫の悪名がついて回る」というタイトル(角脇氏訳、以下同)で報じている。
その内容は「今年42歳になる清純派女優の広末涼子は、『20世紀最後の美少女』と言われてきたが、熱愛報道は非常に豊富で、今回も45歳で既婚の有名シェフ、鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられた。振り返れば、広末には7人の恋人がいた。そのうちの2人は彼女が結婚してからの不倫の恋で、彼女の驚くほどの魅力のせいなのであろうか」と、過去の恋愛遍歴や、不倫疑惑について振り返るものだ。
香港の有名ネットメディア「香港01」も、「広末涼子衝撃! 夫に背いて、ミシュラン一つ星の有名シェフと、ホテルで密会。つまみ食いは今回が初めてではない!」と題し、「“20世紀末最後の美少女”と称され、若いころからアジアで人気を博し、多くの人の心の女神」(記事より)である広末の“疑惑”について詳報している。
さらに、中国の大手ネットメディアである「易網」は、「広末涼子が不倫…会社が謝罪! しかし“疑惑は晴れない”。そして芸術家の夫が初めてコメントを出す」と報道。
広末の所属事務所が「今回の報道を受けて本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております。お騒がせして申し訳ございませんでした」と謝罪したことを受け、「報道したメディアに対し、白旗を上げたようだ」と分析している。
広末の夫であるキャンドル・ジュン氏は“W不倫疑惑”について「ノーコメント」と回答していること、同日にインスタグラムに投稿した「すべての人の心に灯火を」というメッセージを投稿したことを紹介。好意的なコメントが寄せられていることを報じている。
角脇氏が報道の反響について解説する。
「台湾の『NOW NEWS』には『とっても残念だ』『不倫なんて、すでにニュースにもならないだろう』といった読者のコメントが寄せられています。一方、鳥羽シェフについては、これまで台湾では、スイーツについての記事がわずかに検索ヒットするぐらいで、一部のグルメに興味がある台湾人に認知されていた程度でしたが、今回の不倫報道で、一気に台湾をはじめ、中華圏で認知されたようです」
「NOW NEWS」では、「今回の鳥羽シェフとのホテルへのチェックイン不倫報道で、広末の結婚は危機にさらされている」と報じられている。人気女優の不倫報道は、海を越えて関心を集めているようだ。
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