「とにかく評判が悪い」逮捕の「元五輪柔道代表」丸山顕志容疑者、次男優勝の舞台で起きていた“異変”
「丸山容疑者はかつて自身がオリンピックに出場した経歴などで女性を信用させたとみられ、女性からあわせて4億円ほどを預かっていたといいます。騙し取った金は国外でギャンブルなどに使われたとみられていますが、所属選手だったころから彼のギャンブル好きは有名で、そのころから海外カジノなどにハマっていたそうです」(事件記者)
「丸山容疑者は5歳で柔道を始め、国士舘高校から国士舘大学に進学。1988年に大学を卒業してダイコロ所属となると、実業個人で優勝を飾ったほか、1992年にはフランス国際、ブルガリア国際、講道館杯と立て続けに優勝。日本代表として出場したバルセロナ五輪の柔道男子65キロ級で7位に入賞しています。彼の得意技で『丸山スペシャル』と呼ばれた変形の袖釣込腰は、当時の柔道選手が、こぞって真似したほどです。
「息子で長男の剛毅選手は2023年に現役を引退してしまいましたが、次男の城志郎さんは世界選手権を2度制覇し、阿部一二三さんの宿命のライバルとして柔道ファンに知られた存在。2人は、2022年の世界選手権(ウズベキスタン)、2023年の世界選手権(ドーハ)で、2年連続で男子66kg級の決勝で対戦しています」(前同)
「優勝した丸山城志郎選手が、ミックスゾーンから控室に戻る道中、柔道日本代表コーチらが誰も丸山に祝福の声をかけなかったのが不思議だったんです。そのことを同じ現場にいた関係者に聞いてみたら、『とにかく、お父さんの評判が悪い』ことがわかった。その当時から、怪しいビジネスをやっていたことは有名だったようです。