1000万円を超える高級車「テスラ」のハンドルを握る姿は、己の拳ひとつで富と名声を手に入れた“よきパパ”の村田諒太(38)にふさわしい光景だ。
しかし、向かった先は愛人女性が待つ場所で――。
村田は2012年のロンドン五輪ボクシング・ミドル級で、日本人48年ぶりの金メダルを獲得。プロ転向後も2017年10月に、日本人22年ぶりのミドル級世界王者になると、同階級で最強とされたゲンナジー・ゴロフキンとの王座統一戦を実現するなど、快挙を続けてきた。
「だが、彼のボクシング人生は平坦な道のりではありません。2008年の北京五輪出場を逃した失意から、村田は一時、競技生活を引退。2010年に結婚した4歳年上の妻・佳子さん、長男に支えられて、再起をはたしました。
子煩悩でも有名で、長女が誕生した2014年には『ベスト・ファーザー イエローリボン賞』を受賞しています」(スポーツ紙記者)
現在は引退し、2月24日のトリプル世界戦の解説などで引っ張りだこの村田だが、かつてこんな“自覚”を明かしていた。
《不器用でもいいからボクシングを追いかけて、家族との生活を守りながら、生きていくだけ。社会に対する自分の存在意義って、そこだと思いますから》(「週刊現代」2019年7月6日号より)
しかし、そのイメージを大きく裏切る証言がある。話すのは、村田に近い関係者だ。
「彼には10年来の知り合いで、現在40代のA子さんという不倫相手がいます。彼女は関西出身で、奈良県出身の村田と意気投合。
2015年にラスベガスでおこなわれた試合も応援に行っています。互いに子どもがいることから、長らく平日の日中に逢瀬を重ねているんです」
そして、冒頭のように村田が、家族と暮らす自宅から車を走らせたのは2月14日。バレンタイン・デーの昼過ぎに向かったのは、A子さんの自宅マンションだった。
2LDK、3LDKといった間取りしかない高級物件の来客者用駐車場に、慣れた様子で車を停める村田。少し待つと、松嶋菜々子に似たA子さんが、愛犬とともに車に乗り込んだ。
その後、近所のコインランドリーに立ち寄った2人。自宅のマットを洗濯するA子さんに同行してあげたようだ。彼女の愛犬もすっかりなついているよう。
乗り込む際、別の利用客の目を警戒したのか、村田は大きなマスクを装着した。A子さんのマンションに車で戻った2人は2時間以上、彼女の部屋から出てこなかった。
あらためて、前出の関係者は2人の関係をこう話す。
「村田とA子さんは、2023年12月25日にも都内のバーで密会しており、人通りの多い路上で酔った2人が人目も憚らずハグしたり、キスをするかのように顔を近づけていました。
責任ある立場の彼が不倫を続けていることに、周囲は気を揉んでいるんです」
村田に事実確認を求めると、不倫関係を認め、本人のコメントで、こう回答があった。
「相手はすでに離婚されており、交際を開始した当時から婚姻関係は破綻していると聞いていました。
相手との関係については、すでに妻も含めた三者間での話し合いにより解決済みであり、妻にも深く謝罪し、受け入れてもらっています。
ですので、これ以上の報道は差し控えていただきますようお願いします」
夫の“タオル投入”に併せて、「夫から謝罪があり、私も受け入れています」とのコメントが、妻・佳子さんからも寄せられた。そして、前代未聞だったのは、不倫相手のA子さんのコメントまでもが村田から送られてきたことだ。
同じく不倫を認めたうえで「ご迷惑をおかけしましたが、話し合いのうえですでに解決しています」と、異例の謝罪がつづられていた。
本誌の取材に、妻と愛人の“三者会談”で速やかな“火消し”を見せた村田のガードのうまさは、現役時代さながら。
だが、日本中を感動させた「家族愛ボクサー」が、一度でも不倫でダウンする姿は見たくなかった。
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