「池上さんは10日に投開票される参院選で、テレビ東京系の選挙特番に出演します。各党の代表に鋭い質問を浴びせ、一時は『池上無双』といわれるなど、池上さんの選挙特番は高い人気を誇ってきました。しかし最近は、他局も同じように政治家と渡り合うキャスターが増え、池上さんの存在感は相対的に薄くなってきています」(放送ジャーナリスト)
《池上さんが挑発的な質問をして、政治家が少し感情的になって答え始めたら時間切れ、スタジオに戻って後は池上さんが好き勝手に講評。それが「無双」に見えるだけの演出ってことがバレてきただけ。》
《そりゃ、最初は新鮮さもあったよ。でも、普通の人は、選挙終わってから無双しても意味がない、ってことに気づく。更に、無双が有名になり、無双「しなきゃいけない」から、相手毎に弱みにつけこむバラバラな質問ばかりになり、将来に対する話もあんまり無くなった。》
《自分は、池上彰出たらチャンネル変える。》
「そういった中で、ふだん出演しない『WBS』に急遽、池上さんが出演したのは、『無双』だったはずの選挙特番への“焦り”からではないかといわれているのです。池上さんは、土曜日にもテレビ東京で参院選直前特番に出演する予定でしたが、安倍元総理死去に関する緊急特番という形になりました」(同前)