「お前やばいわ」「うっざ」
ゲーム実況配信中の“暴言”で、珍しく炎上が取りざたされたYouTuberのHIKAKIN。その後も、ゲームチャンネル「HikakinGames」の更新は続いているが、いまだその“火”は消えないようで……。
「発端は、7月12日に更新された人気ゲーム『APEX Legends』のプレイ実況動画でした。動画内でHIKAKINさんは、チームメイトが『欲しい』と示した武器を “横取り” する形で拾ってしまい、不服に感じた味方がHIKAKINさんを射撃。“マナー違反” に気づいていないHIKAKINさんは、不快感をあらわにし、『うっざ』と発言。そのプレイヤーの名前を出したうえで、『俺もうこいつとやりたくないわ』『お前やばいわ、苦手だわ』『何やってんのこいつ』と、怒りをぶちまけていました。
しかしその後、HIKAKINさん側の勘違いを指摘するコメントが相次ぎました。19日、暗黙のルールを把握していなかったことを釈明し、同プレイヤーにも「申し訳ありませんでした」と謝罪。しかし、ネット上では《幻滅した》《これはしっかり謝罪すべき》との声が寄せられたのです」(ITジャーナリスト)
そして22日、HIKAKINは動画を投稿。「みんな、ごめん」というタイトルで、深刻な表情を浮かべた自身をサムネイルに設定していたが……。
「おそらく、誰もが『APEX』での暴言を謝罪する動画だと思ったでしょう。しかし内容は、4年間とまっていた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の実況再開を宣言する、というものでした。
YouTuberが神妙な面持ちをサムネイルにして“謝罪動画”と見せかけ、新発表をおこなう“サムネ詐欺”“タイトル詐欺”は、もはや常套手段。しかし、ゲームチャンネルでも500万人以上の登録者数を持つHIKAKINさんが、炎上直後のタイミングでこれをやったのは意外というか……。やはりコメント欄には、《このタイミングではよくない》《まんまと釣られた》という批判のコメントが相次いています」(前出・ITジャーナリスト)
炎上とはほど遠い“聖人”として知られてきたHIKAKIN。5月20日、自身のメインチャンネル『Hikakin TV』では、『絶対に炎上しない方法』についても語っていた。滅多にない炎上後に、さらに“燃料”を投下してしまったのは、らしくない行動といえるだろう。
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