8月27日から28日にかけて放送された『24時間テレビ45』(日本テレビ系)で、トライアスロンに挑戦し、見事ゴールした子役・村山輝星(きらり)ちゃん(12)が注目を浴びている。
ボーイッシュなヘアスタイルに、朗らかな笑顔がトレードマークの輝星ちゃん。『えいごであそぼ』(NHK Eテレ)などの教育番組、auのCM、バラエティ番組など、近年活動の幅を広げている。
今回は、トライアスロン選手だった亡き父の「娘にもやってほしい」という遺言を受け、51.5kmのトライアスロンに挑戦した。
水泳、バイク(自転車)、ランの3種目を終え、無事にゴールした輝星ちゃんは、「達成感でいっぱいです!」と満面の笑顔。「頑張ったよー!」と空を仰ぎ、亡き父に呼びかける姿は、ネット上で話題をさらった。同番組で100kmマラソンを完走したEXIT兼近大樹を完全に食ってしまった勢いだ。
《きらりちゃん、お疲れ様でした あんなに頑張ってる姿見てめっちゃ感動したし、きらりちゃんが頑張ってるんだから自分も頑張らなくちゃ!と元気をもらいました》
《きらりちゃん普通に泣いてしまう最後までニコニコしてて素敵な子だわ》
《キラリちゃんめちゃくちゃ好きになった。前から素敵な子だとは思ってました お父さんの事背負って、あんなに明るくて笑顔が素敵な12歳》
今回の輝星ちゃんの活躍について、日本テレビ関係者がこう語る。
「他局の『27時間テレビ』が、コロナ禍もあり放送中止するなか、『24時間テレビ』の放送には批判もありました。それでも、輝星ちゃんが頑張ってくれたおかげで、来年も制作・放送できる選択肢が残りました。ホッと一安心といったところです。
直前に旧統一教会との関係が告発されるなどいろいろな問題がありましたが、ひとまず番組をつつがなく終えることができた象徴が輝星ちゃん。『亡き父との約束を果たすために挑戦する』という動機は、番組制作の意義にも合い、視聴者に受け入れられたようです。
今後、局としてはバラエティ番組やドラマなどに起用していきたいですね。現在は、井上真央さんなど多くの人気子役を生み出してきた名門事務所・劇団東俳に所属しています。すでに売れっ子ですし、今後どこの事務所に所属するか、獲得合戦が起きることは必至。大きく注目されているといっていいでしょう」
4月に本誌がインタビューした際、輝星ちゃんは「実は人見知りだった」という意外な一面も明かしている。
「もともとすごい人見知りで、3人以上の人に見つめられると、さぁっと青くなっちゃうタイプでした。いま所属している劇団東俳に入ったきっかけも、小学校受験のために『自己紹介はできるようにしよう』って親にすすめられたから。
毎週のレッスンでは、最初に1分間の自己紹介をする時間があったので、かなり鍛えられましたね。30秒も余らせて『こっち見ないで……もうしゃべることない……』って泣きそうになった日もありました。
でも、頭のなかに話題の引き出しをいくつか持っておけば、なんとかなるって気づきました。いまはもう他人の目は全然気になりません(笑)」
英語が得意で、小さい頃からディズニーや洋画のDVDを見て、耳で英語を憶えていったという。「ネイティブの発音も学べますし、海外特有のノリがわかるのも楽しいです。ノリでいえば『天使にラブ・ソングを…』なんかも大好き! いつか洋画に出てみたいな」と夢を語っている。
今回の『24時間テレビ』で、抜群の存在感を示した輝星ちゃん。今後は、“スター街道” をまっしぐらに進んでいきそうだ。
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