7月24日に放送された『笑神様は突然に…夏の2時間SP』(日本テレビ系)で、女優の坂井真紀が芸人顔負けの下ネタキャラで存在感を見せつける一幕があった。
坂井が登場したのは、「千鳥の漁師町シリーズ」のコーナー。千鳥の2人、ヒコロヒー、ジェラードンのアタック西本とかみちぃとともに、坂井は青森県平内町を旅した。名物であるホタテガイを食べるために向かった港では、このロケ恒例の「化け物登場」企画が始まった。
「化け物登場」企画とは、振られた芸人やタレントが奥に一度、引っ込み、衣装を着替えたリメークを施したりして、即興で「化け物」に扮することで笑いを取る、というもの。今回は、千鳥・ノブがホタテガイの倉庫を見て、「(中に)ヤバい漁師がいたわ」との言葉を合図に、企画がスタートした。
各タレントがひとりずつ倉庫の奥に入り、ノブの「大丈夫か?」の声に応じる形で、さまざまなキャラクターとなって、あらためて登場。青森で話題沸騰中だという「漁師カード」にちなみ、カードのレア度に合わせて星マークがつけられていることから、ノブが星の数で、面白さを評価する。
最初に挑んだのは千鳥・大悟。「帆立見逃しワタル」として登場し、「星7」の評価。次に挑んだのはヒコロヒー。「ホルモンバランス爆乱れ女漁師 順子」を名乗りながらヒゲ顔で登場し、こちらは「星8」の評価。
そして、ここでヒコロヒーから「とんでもないのいましたよ。坂井さん」と振られ、3人めとして挑んだのが坂井だ。
迫真の演技で倉庫の奥に引っ込むと、ノブの「大丈夫ですか、坂井さん?」のかけ声で坂井が登場。黄色いホッカムリ姿で優雅に歩いて出てきた坂井は、「下のほうが爆乱れの 港の男は全部食べちゃいました 大帆立のり子です」と、自信満々に名乗りを上げたのだ。
まさかの女優の下ネタ満載キャラに、爆笑する大悟と、笑い崩れるヒコロヒー。スタジオにいた内村光良も「俺、夫婦役やった人なんだから、やらせるんじゃないよ!」と突っ込んだ。ノブの評価は「星10」。最後に、ジェラードンの西本が「全ての漁港を出禁になった男です」と海パン一つで登場。「化け物登場」企画を締めくくった。
「内村さんが『夫婦役』といったのは、1997年に放送されたドラマ『ベストパートナー』(TBS系)でしょう。内村さん主演の『日曜劇場』の一作で、平均視聴率17.9%と高視聴率を獲得しました。
坂井さんは、『ココリコミラクルタイプ』(フジテレビ系)で、2001年から2007年まで本格的にコント番組に取り組んだこともあります。2021年7月には、サンドウィッチマンやかまいたちと、コント番組『ただ今、コント中。』(フジテレビ系)で14年ぶりにコントに挑戦。その際には『コントは大好きです』と公言もしています。恥ずかしがらずに堂々とお笑いに取り組む姿に、好感を持つ芸人も多いです」(芸能ライター)
坂井の下ネタキャラが放送されると、SNS上では称賛の声が相次いだ。
《坂井真紀さん、断ってください。最高です。もっともっと好きになりました》
《坂井真紀さん、NGしなかったの?今年一番笑ったかも》
《しばらくは帆立見る度に思い出しそう》
渾身の下ネタは、別の意味でその場の芸人たちを“食って”しまったようだ。
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