6月21日、東京・代々木公園でイベント「CANDLE NIGHT TOKYO 2023」が開催され、キャンドルアーティストのCANDLE JUNE(キャンドル・ジュン)氏(49)が、6月18日に都内で緊急記者会見を開いて以来となる、公の場に登場した。
キャンドル・ジュン氏の妻で女優の広末涼子(42)は6月7日、「文春オンライン」に人気シェフ、鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫を報じられ、双方ともに不倫を認めて謝罪。広末は、事務所から無期限活動謹慎を発表されている。
キャンドル氏は18日の会見で、広末の不倫騒動が過去にもあったことを明かした一方で、「広末涼子が育児放棄をしたことは、いままで一度もありません。いい妻ですし、子どもたちにとって最高の母で、家族や親戚のなかでも、もっともがんばるすてきな女性です」と、仕事をしながら育児をこなしてきた広末を擁護。
広末から離婚を切り出されたものの、「幸せな家族だったとずっと思っていますし、できればそのころに戻りたい」などと語り、ネット上ではキャンドル氏に対する同情論も多くあがっていた。会見は広末も知らないところで、キャンドル氏が独断で開いたものだったことに対しては批判の声もあがったが、この会見がマスコミに大々的に報じられたことで、ジュン氏へ直接の謝罪をしていない鳥羽氏への批判のほうが、より高まっている。キャンドル氏の本業には、いい風が吹いているようで……。
キャンドル氏が経営する「ELDNACS」のオンラインショップを覗いてみると、21日現在、キャンドルの売り切れが続出。約2000円から1万円台に価格設定されたキャンドルが、ほぼ売り切れとなっている。
そこで22日、本誌記者は、東京・渋谷区にある実店舗を訪ねてみた。店内には色とりどりのキャンドルが棚に並び、ほかにも、キャンドル氏が世界各国で仕入れてきたというアクセサリーやオブジェ、キャンドル氏自作の小物などが置かれている。記者が店内を見て回っているわずか数分の間に、カップル客や、女性の1人客などが入ってきては、キャンドルを購入していった。
「いろいろと騒動を聞いて、興味があってお店に来ました。売れ行きを店員さんに尋ねたら『会見でお店を知ってくださった方が多いようです。オンラインショップも発送手続きが間に合わない状態で、ご迷惑をおかけしています』と、申し訳なさそうでした」(店を利用した客)
冒頭のイベントでは、18日の会見も含む自身の一連の行動について、「自分がやっていることはこの腐った日本の世界を変えるための、売名行為です」と、独特の言い回しで説明したキャンドル氏だが、結果的に、思わぬ形で、自身のキャンドルが注目される形となっている。
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