登録者数174万人!親子YouTuber「プリ姫」が離婚していた…"暴言禁止"誓約書、出産費用使い込み
「親子・キッズ系YouTuberとして、日本で人気トップを争うチャンネル『プリンセス姫スイートTV』に出演する “家族” たちが今、じつは法廷で闘争を繰り広げているんです」
●裁判内で「夫婦関係は完全に破綻していた」
「さらに驚くべきは、今回の訴訟はパパとママが2018年に離婚している前提で裁判は進められています。そして、ママ側が提出した “反論” には『ひめちゃんの出産時にパパが出産費用を使い込んだことで、夫婦関係は完全に破綻していた』ということが主張されているのです」
「ママは不在なんです」と答えるAさんに事情を伝えると、パパについては、Aさん自身にも打ち明けたい思いがあるという。
――訴訟記録にママとパパが離婚されているとありました。
「そうです」
――ママはパパが出産費用を使い込んだことで夫婦関係が破綻した、と主張しているそうですね。
「使い込みは事実です。孫娘のひめちゃんが生まれるとき、ママとパパは香川に住んでいたんですが、ママが必死に貯めた40~50万円をパパがギャンブルに使ってしまったんです。私自身が香川まで行って、代わりに出産費用を支払ったので、間違いありません。
●誓約書を見せて「私も『殺す』と言われました」
《物を叩いたり、壊したりしません。》
《パチンコ・スロットは月2回5000円づつにします》 ※原文ママ
《ゲームの課金は月1万円までにします。》
《盗みません。》
《暴言をはきません。》
――この誓約書はどういったものですか?
「パパの浪費や暴言、気性の荒さがあまりに酷く、書いてもらったものだと、ママに最近見せてもらい預かりました。その場限りの誓約書だと思いますよ。
――パパから提訴されていると聞いています。
「提訴されたのは事実です」
――訴訟の中で離婚が明らかにされていますね。
「私からはお答えできません」
――「誓約書」も見ました。パパさんから暴言などがあったのでしょうか?
「ごめんなさい。そのことも私からはお答えできません」
「パパとママは離婚から2年後に調停をおこない、財産分与などを決めたと聞いています。その際に親権も、ママからパパに渡っています。
――離婚されたことをYouTube内で公表するつもりはなかったのですか?
「プライベートをすべて出しているわけじゃないので、公表する必要がないと思っています。『なんでママは最近、出ないの?』というコメントにも特にお答えするつもりもありませんでした」
――「ご家族でやられている」とプリ姫を認識している視聴者に偽っているという気持ちはなかったですか?
「偽っている気持ちはないです。あくまでチャンネルのメインはひめちゃん、おうくんだと思っていますので。言ってしまったら、視聴者もビックリするだろうな、というのはありました」
●「自分のお金です」「記憶にないです」
――義母だったAさんからパパが書いた誓約書を見せてもらいました。
「はい、書きました。ただ、『盗みません』というのは誤解です。結論から言うと私自身が祖父から相続したお金を使っただけなんです」
――ものを叩いたり、壊したりというのは?
「言い合いのときに、そういうことはあったと思います」
――Aさんはパパがひめちゃんが生まれるときの出産費用を使い込んだと。
「結婚してから稼いだお金は、夫婦共有の財産になるわけじゃないですか。それ以外にそれぞれが贈与されたお金は100%贈与された人の所有物ですよね。私はそれを使っただけです。
――では、出産して退院する際の40~50万円ほどの出産費用のお支払いはAさんでなく、パパがされたということですか?
「そうですね。……どうだったかな。記憶にないです。いや、どうだろうな。お金を全部掴まれていた(管理されていた)ので、そこから払ったのでは? 自分の使えるお金はまったくなかったです」
――そうすると、最初に「使ったのは自分のお金です」というのは、どうやって使ったのでしょうか?
「まあ、置いていたからかなぁ。自分の財布の中にはないです。どこに置いてあったのかは記憶にないですね」
――Aさんは出産費用として貯めていたのをパパがギャンブルで使い切ったと主張しています。誓約書にも「パチンコ・スロット」という項目があります。
「ギャンブルで使った? 使ったという認識がないので……。昔は趣味でパチンコ、スロットに行ってましたけど、出産費用を使い込んだという認識はないです」
――それでは誓約書が作られた経緯はどういったものだったのでしょう。
「ママが僕のお金を『私のものだ』と言うので、意見が食い違って僕が怒って『おかしいだろ』と暴言を吐いたときに、ママが警察を呼んだわけです。それで僕が交番に連れて行かれたときに、警察官から『通報があったから誓約書を残さないとダメなんだ』と言われて書いたわけです」
――2012年に、ひめちゃんが通報した騒動があったと聞いています。そのときに書いたという認識ですか?
「そうです。ひめちゃんが通報したかどうかはわからないです。喧嘩というかママを取り押さえるしかなかったんですね」
(取材後に代理人弁護士が、ひめちゃんに聞いたとして「ママが包丁を振り回して、パパがママを取り押さえた際に、ママから警察に電話をするように言われて電話をした」と回答があった)
――しかし、誓約書の日付は2012年ではなく「平成25年(2013年)6月30日」となっています。何度も誓約書を書いたということでしょうか?
「わからないです。取り押さえることは頻繁にしておりました。警察を呼ばれたのは1回です」
●義母・Aさんとは「喋ることも基本なかった」
――Aさんへの「殺す」という暴言については?
「(笑いながら)ないです。まったくない。私が家に帰ったときに、知らぬ間にママがAさんを呼んでいたことがあって『どういうこと?』というのはあります。ママには『ひと言ぐらい言っておいてくれてもいいじゃん』と。
――パパがひめちゃん、おうくん、ママを連れて、Aさんのいる実家に帰省したことはありますか?
「ないかなあ」
――調停時に「離婚後も姓を変えない」といった合意書を結んだのは事実ですか?
「離婚を公表するな、とは言ってないです。ただ、ママが『私、離婚しました』という動画を出したら、視聴者がびっくりするんじゃないか、とは話をしました。姓の変更についての内容はないです。なんなら、変えてほしいくらいです(苦笑)」
――パパにとって10年以上の結婚生活はどういったものだったのでしょう。
「ひめちゃん、おうくんは大事だし、可愛いですし。ママも結婚時は大事に思っていましたけど、性格の不一致が大きいと思います。