ドジャース大谷翔平の元専属通訳、水原一平氏による違法賭博問題が新たな進展を見せている。
アメリカの有力紙「ニューヨークタイムズ」のウェブ版は現地時間4月10日、「大谷の元通訳が有罪答弁の交渉中か」と題する記事を掲載した。
記事では捜査関係者の話として、水原氏が犯罪を認める方向で交渉が進んでおり、「捜査は急速に終結に近づいている」としている。
水原氏が大谷から盗んだ金額については、当初報じられていた450万ドル(約7億円)よりも多かった可能性がある証拠があるという。水原氏は、大谷に送金したことがバレないように大谷の口座の設定を変更、送金の確認やアラートが送られないようにした証拠もつかんだ――としている。
このニューヨークタイムズの記事が出ると、米メディアは一斉に反応。「大谷翔平は詐欺の被害者だった-元通訳は連邦犯罪を認める見込み」(ニューヨークポスト)など、速報で報じている。
「ニューヨークタイムズの記事では、水原氏はロサンゼルスの元連邦検事でホワイトカラー刑事弁護を専門とする弁護士を雇ったと書かれています。司法取引に応じて、少しでも刑を軽くするという方針だと見られます。
また、捜査当局は水原氏との関係について、大谷に聴取をおこなったという証言も紹介されています。
これで大谷が賭博に無関係であったことも証明されるはずで、MLBとしてもこれ以上の追及はしないと思われます」(スポーツライター)
SNSでは
《一平、想像以上に悪質な犯罪だった》
《真実を知れば知るほどショックだし、大谷さんも傷付いてるのかと思うと辛い。
口座の設定を変更して、大谷さんに通知がいかないようにしていたなんて‥‥。
何年も騙して、肩代わりしてもらったと嘘までついて、そこまでしてギャンブルしたかったのかな》
など、驚きの声とともに
《内容はしんどいけど、思ったより早く大谷さんは10000000パー被害者で完全潔白を証明出来そうで良かった》
《大谷翔平を信じてた!これで野球に専念できる!》
と、安心する声も多数みられる。遠征を終えたドジャースは本拠地に戻り、4月13日(日本時間)からパドレスとの3連戦を迎える。
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