10月28日に公開されたYouTube動画に、一部から衝撃の声があがっている。
大相撲の二子山親方(元大関・雅山)の相撲部屋が運営するYouTubeチャンネル「二子山部屋 sumo food」の動画に、俳優の東出昌大が出演したのだが……。
「あまりインターネットのイメージのない大相撲界ですが、二子山部屋は珍しく、部屋の生活に密着したYouTubeチャンネルを運営しています。
なかでも、力士たちが食べる食事の調理に密着する内容が大好評なんです。2023年6月が初投稿だったにも関わらず、早くも100万回以上再生された動画が複数、出てきています。
日本の視聴者のみならず、海外からの視聴者のコメントも目立ちます」(相撲担当記者)
いつもどおり、力士たちが朝稽古を終えて、食事の支度に励む様子に密着するところから動画は始まったが、途中で密着スタッフが相撲部屋の外にカメラを回す。
すると、東出が自分の運転する車で、さっそうと登場。二子山部屋の密着スタッフが、東出の山小屋生活の取材にもかかわっており、それゆえの“友情出演”だという。
イノシシ料理を力士たちに振る舞うために訪れた東出だったが、密着スタッフにうながされるまま、二子山部屋に“体験入門”することになってしまう。
この動画で登場した、東出の車に対して、YouTubeのコメント欄には、こんな声が続出した。
《いやこのプリウス見かけたら絶対近寄りたくないwww》
《東出の車ボッコボコで草》
《ボロボロのプリウスが1番こえーよ笑》
《東出さんの車やばくないですかw後ろ壊れてる!?》
動画の字幕で「遠方から満身創痍の愛車で駆けつけてくれた」と紹介されているとおり、東出が乗ってきたのは、15年近く前のモデルの青色のプリウス。
それも右のフロント、右のリア、運転席側のドアなどに大きな傷やヘコミが目立ち、リアバンパーは黒色のテープで接着され、かろうじてくっついている状態なのだ。
じつは本誌は、いまから1年半以上前の2022年1月に、東出の運転姿を目撃していた。
当時、所属事務所との専属契約が解消寸前と見られていた。そんななか、出演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の初日舞台挨拶に登場した東出は、イベント終了後、プリウスに乗り込み、自らの運転で帰宅していったのだ。
このとき、乗っていたのは動画に登場したのとまったく同じプリウスだった。2022年1月の時点で、車体側面には大きな擦り傷がついており、動画と同じ箇所にヘコミなども見られる。
「あの不倫騒動から3年半が過ぎた東出さんは、ABEMAの『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』を始めとして、最近はインターネット配信の番組や劇場公開の映画を中心に、出演が増え始めています。
しかし、出演映画は全国ロードショーのものではなくて、単館系の作品ばかり。そういった映画にとって、ギャラが安くて済む東出さんは“優良物件”なんです。そのぶん、彼にとっては実入りが少ない。マネージャーもつけず、ひとりで仕事の管理などもしているため、暮らすには困らないでしょうが、大きな出費はやはり厳しいでしょう。
かつて『女性セブン』に、前妻・杏さんとの子どもに対する養育費が、1人あたり1万円、計3人で3万円だと報じられましたが、実際にそれくらい切実な懐事情なんです」(芸能記者)
9月16日に放送された、ABCテレビの『ゲストダイアン』で、久々に地上波テレビ番組に出演した東出だが、今回のYouTube出演も「大きな仕事につながる可能性がある」と、前出の芸能記者は話す。
「なぜかというと、二子山親方は『嗚呼!! みんなの動物園』(日本テレビ系)の保護猫活動企画に“猫LOVE親方”として出演しており、その縁からか、2023年の同局恒例『24時間テレビ 愛は地球を救う』にも、二子山部屋の力士が大勢、出演していたんです。
YouTubeのスタッフが同じということで、東出さんにも、この日テレとの“パイプ”が生かされるかもしれません。テレビ番組のギャラは、単館系映画よりずいぶんいいですから、最近、どんなオファーも受けている東出さんとしては、喉から手が出るほどほしいでしょう」
テレビ業界から一度、追いやられた東出だが、窮地を救うのもやっぱりテレビなのか――。
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