11月1日、副社長を務めていたジャニーズ事務所と、社長を務めていたジャニーズアイランドを “電撃退社” した滝沢秀明氏。11月7日、突如としてTwitterアカウントを開設したが、その反響は大きいようだ。
たとえば、W杯クロアチア戦後の《夜中にすいません。感動した。本当に感動した》という投稿には、およそ27万のいいねがついている。
「12月7日現在、1カ月でフォロワーは254万人を突破。投稿はすべて “万バズ”(1万リツイートもしくは1万いいね)という凄まじい勢いを見せつけています。退社騒動を受け、ファンたちが滝沢氏の “生の声” を聞きたがっていることがわかります」(週刊誌記者)
滝沢氏のアカウントには、“辞めジャニ” のタレントたちも即座に反応した。
まずは、元KAT-TUNで、2014年に退所した赤西仁が、11月7日の14時過ぎに《魔女の条件観たよ》とツイート。続いて、元NEWSで2020年退所の山下智久が、《ずっと大好きな先輩。》。そして元関ジャニ∞で、2019年に退所した錦戸亮が《Boss降臨》とそれぞれツイート。
すると、滝沢氏のアカウントはこれらの投稿をリツイート。12月8日15時現在、滝沢氏のアイコンの下には錦戸、山下、赤西の顔が並ぶ状態となっている。この4人を合わせると、フォロワー数はなんと473万超え。凄まじい影響力だ。
なぜここまで、滝沢氏からの “声” に注目が集まるのだろうか。
「滝沢氏の独特なTwitter運用方法も話題になっています。まずはアカウント開設以降、プロフィール欄をしばしば更新。もともと【冒険家】とつづられていましたが、その後間もなく《仁ありがとう~》となり、続いて《Instagramやってません》と変更されました。その後もメッセージが次々と更新され、フォロワーの気を引き続けたのです」(同)
さらに、退社当時の状況も背景にある。
「“円満退社” と報じる媒体もあれば、“滝沢氏から弁護士を通じて退社の意思を申し入れた” と報じる媒体もありました。
コロナ禍で舞台を生配信したり、グッズをオンラインで売ったり、ビジネスを開拓してきたのは滝沢氏です。『ストスノ』と呼ばれるSnow ManとSixTONESをここまで成長させたのも滝沢氏。
その功績から考えれば、条件面などについて、事務所と滝沢氏の双方が代理人を立てるのも自然な流れかもしれませんが、滝沢氏からの『コメントなし、会見なし』という状況がファンに違和感を与えたんです」(同)
気になるのは滝沢氏の今後だ。
11月9日、「スポニチアネックス」が「新たな夢へ動く…新会社設立 潤沢ドバイマネー 富豪第4夫人の日本人女性らがサポート」と報道。
記事によれば、すでに滝沢氏は新会社を設立。有力な支援者にはドバイの大富豪もおり、その第4夫人といわれる日本人女性がサポートしている、という関係者のコメントを紹介していたが……。
「報道直後、滝沢氏はTwitterのプロフィール欄で《新会社??何の話し?俺は休みたいんだよ~。朝からビビるからやめーぃ》と記事を否定。
それ以降、言及はなく、いまはプロフィール欄も《冒険者》と一言メッセージがあるだけです。ファンは『火山活動家』としての活躍に期待しているようですが……」(同)
滝沢氏は、2013年7月、『テレビ未来遺産』(TBS系)でバヌアツ共和国のマルム火山に接近したのをきっかけに、火山の魅力に取りつかれた。2017年の段階で、世界に5カ所しかない溶岩湖のうち4カ所を制覇。2018年1月には『クレイジージャーニー』(TBS系)に出演し、ガスマスク姿で火山の噴火口に近づく様子が放送された。
2018年5月には、NHKBSプレミアム『滝沢秀明の火山探検紀行』で、鹿児島県沖の活動的な海底火山「鬼界カルデラ」の水深20mに潜り、岩石を海底から採取。およそ7300年前以降にできた世界最大級の溶岩ドームだと判明し、その成果が英科学誌の論文にもなっていた。
11月13日には、プライベートで火山探検チームを結成したこともTwitterで報告している。滝沢氏がいま “熱意” を向けているのは火山だけなのか――。
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