俳優・歌手として活動していたYOSHI(本名、佐々木嘉純)さんが、11月5日午前0時過ぎ、神奈川県内の交差点で大型バイクを運転中、トラックと衝突。搬送先の病院で死亡した。19歳だった。
YOSHIさんは13歳のとき、ストリートファッションブランド「OFF-WHITE」のデザイナーであるヴァージル・アブローに見いだされ、モデルや裏方としてファッションの仕事に携わるようになった。
その奇抜な言動やファッションセンスで注目を集め、2018年には『Forbes JAPAN』の「日本を変える『30歳未満の30人』」に選出されている。
「2019年、YOSHIさんは映画『タロウのバカ』に主演。会見では、共演した菅田将暉さんが『スーパースターと出会った。この才能を生かすも殺すもオレら次第。こんなこと考えたのは初めて』と話しています。
また、同じく共演した仲野太賀さんも『初めて会ったときに太賀でしょ? 知ってるよ! 何回か見たことある』とタメ口をきかれたことに驚いたと話しています」(芸能ライター)
その後、バラエティ番組に進出したYOSHIさんは「誰にでにもタメ口」というスタイルを貫く。明石家さんまに対していきなり『さんちゃん』呼ばわりするなど、そのとがった態度が賛否両論を呼ぶこともあった。
「2021年には、16歳年上の紗栄子さんとの熱愛・破局が『週刊女性』によって報じられました。当時、YOSHIさんが未成年だったこともあり、2人の交際はSNSなどで問題視されました」(同)
10代にして波乱を巻き起こしてきたYOSHIさんは、現在 “再起” の真っ最中だったと関係者が語る。
「紗栄子さんとの報道で傷心したYOSHIさんは、仕事をキャンセルして、連絡もままならない状態になったこともありました。この秋にやっと再スタートをきったばかりだったのです」
YOSHIさんは、11月1日に放送された日本テレビ系『スッキリ』に出演。X JAPAN・YOSHIKIプロデュースのボーイズグループオーディション『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』でボーカルに選ばれたのだ。音楽活動での華々しい再起が期待された矢先の訃報だった。
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