1894年6月23日に国際オリンピック委員会(IOC)が創設されたことを記念して、6月23日は「オリンピックデー」とされている。IOCは、この日に合わせ、記念行事を実施するよう呼びかけており、実際に日本でもオリンピックコンサート、オリンピックデーランなどのイベントがおこなわれている。
ちなみに、日本初のオリンピック代表選手は、1912年に開催されたストックホルムオリンピックに参加した、金栗四三選手(マラソン)と三島弥彦選手(短距離)。金栗選手は2019年のNHK大河『いだてん』第1部の主人公として描かれたことでもおなじみだ。
スポーツだけでなく、人は時間がなければ走るもの。本誌もこれまで著名人のさまざまな「ダッシュ姿」を目撃している。
2019年、小雪が舞う2月上旬に笑顔で駆けるのは、吉高由里子。好評を博した主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)がクランクインしてすぐのことだ。ドラマのタイトルさながら、「働き方改革」の波が撮影現場にも押し寄せていたという。
当時、本誌の取材に芸能プロ関係者は「若手ADが、本当に定時で帰ってしまう(笑)。というより、局の方針で、若手は規定を超える残業ができなくなった」と語っていた。
2021年9月上旬、横浜市内でドラマの撮影をしていたのは杉咲花だ。
現場に居合わせた通行人が、当時本誌の取材にこう答えている。
「彼女はカットがかかるたびにモニターをチェックするため、日傘を片手に髪をなびかせ猛ダッシュしていました。納得のいく演技ができたのか、最後のほうには笑顔も見せていましたね」
2022年4月下旬、新宿の公園で映画のランニングシーンを撮影していたのは、長澤まさみ。真夏日のなか、400mの距離を20回近く走っていたという。
お騒がせ芸能人たちは、鬼気迫る「ダッシュ」を見せている。
2021年7月、雨の中を全力疾走していたのは小林麻耶。このときは、夫の國光吟氏と離婚協議中であると報じられていたが、実際は2021年4月に離婚していたことが判明。その後も、YouTube動画やブログの投稿を続け、2022年3月に再婚している。
2021年11月、秋葉原駅構内を猛ダッシュしていたのは、選挙期間中に無免許状態で人身事故を起こし、現場から逃走していたことが発覚した木下富美子元都議。
この日、雲隠れしていた元都議はようやく登庁し、事故について謝罪するも、都庁に12時間にわたり “籠城” するなど、立場に執心している様子だった。
最後は、2019年5月、永田町を小走りで駆け抜ける官房長官時代の菅義偉前総理。「年齢のわりに俊足」(政治部記者)だそうだが、コロナ対応や東京オリンピック運営が評価されず、わずか1年余りの “俊足” で退任することとなった――。
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