現場で起こったニュースの裏話や、球団の話題…。ベイスターズの担当記者とデスクの日常会話をまとめました。初回は16日に2軍で来日初登板したバウアーがテーマ。今回は担当記者に代わって、デスクが取材に出向きました。
記者 バウアー、ついに投げましたね。取材に行っていただいてありがとうございました。
デスク いやいや、見てみたかったという思いもあって。最初からオーラというか、異彩を放っていた。グラウンドに着くとイヤホンを耳に付けて、首脳陣が見ていても、ぶつぶつつぶやきながらキャッチボール。近寄りがたい雰囲気だった。
記者 横須賀スタジアムも朝からすごい盛り上がりでしたね。
デスク 本当にすごいファンの数だった。ほぼ同じ時間帯に行われた1軍の試合もナイスゲームだったけど、ほとんどのメディア担当記者はハマスタではなく横須賀に来ていた。報道陣の注目度も規格外。
記者 僕も生配信で見ましたけど、ピンチになると一気にギアチェンジ。最速156キロか。スライダーもすごかったな。
デスク いろんな変化球を試しながら打たせて取れるし、空振りも奪える。走者を出したら力を入れる。真っすぐも速いし重そう。コントロールも良い。本当に約2年のブランクはあったのかと。さすがサイ・ヤング賞右腕という印象だった。
記者 日本の打者がどう攻略するかですね。
デスク そこはバウアー本人も、日本の打者はアプローチが少し違うって言っていた。メジャーリーガーと違って追い込まれてから粘るから、そこでどう対応するのか。新球のスプリットチェンジの使い方も見どころ。本人は1軍に向けて100~120球を投げられるようにと話していたから、ファームであと1、2回は投げるのかな。でもメジャーみたいに中4日でまわるのかね。
記者 他のピッチャーにも影響があるかもしれません。三浦監督のやりくりも大変ですよ。
デスク 例年以上に先発陣はハイレベルで顔触れも豊富。バウアーの1軍デビューが待ち遠しいな。
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