横浜DeNAの今永昇太投手(30)が今シーズン終了後にポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する見通しであることを6日、メジャー公式サイトが伝えた。今永は以前から大リーグへの関心を球団側に伝えている。
同サイトでは今永を日本で最高クラスの先発投手と紹介。昨シーズンに無安打無得点試合を達成したことや、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍したことも記した。
ベイスターズの萩原龍大チーム統括本部本部長は7日、広島市のマツダスタジアムで取材に応じ、「現状で何か決まっていることはない」と説明。今永とも話す機会があり、「『何も決まってないのに何でだろうね』という話をした」と明かした。
今永は5月に国内フリーエージェント(FA)権を取得した。萩原本部長は「国内(FA)であれば全力で引き留めるし、海外であればその時の状況によって話し合う。ただ、現状はどちらの話もない」と話した。
今永は福岡・北筑高から駒大を経てドラフト1位で2016年にベイスターズに入団。3月のWBCでは決勝の米国戦に先発するなど、日本代表の一員として優勝に貢献した。8年目の今季は19試合に登板して7勝3敗、防御率2・81をマークしている。
外部リンク