シーズンの折り返しを迎え、連日熱戦を繰り広げているベイスターズ。球団公式パフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」もまた、3年ぶりに復活した試合前のステージイベントをスケールアップさせ、幅広いファン層からの人気を集めている。
試合開始1時間半前。「BAYガーデン」には望遠レンズをかついだファンや親子連れがディアーナの登場を待ちわびていた。アップテンポな音楽が流れ出すと子どもたちも一緒になって体をくねらせ、温かな手拍子が会場を包み込む。
ようやく戻ってきた光景に、胸を高鳴らせているのは3年目のSarasaだ。「メンバー入りする前に、自分がファンとして見ていた舞台。本当にずっと楽しみにしていた」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、この2年間は場外イベントを自粛。今シーズンは開幕戦から約20分間のパフォーマンスを再開し、ファンとの距離を縮めてきた。6月28~30日の3日間はJ1横浜Mの公式チアリーダーズ「トリコロールマーメイズ」とのコラボレーションのダンスなどで魅了した。
試合ごとに曲順やフォーメーションを変更した分、昨季よりも覚えることは多い。帰宅時間を利用して動画で振り付けを覚え、風呂場では司会進行を練習。試合の合間を縫ってメンバーで意見交換をすることもあるという。
5日からの球場を青い光で照らす「BLUE☆LIGHT SERIES」をはじめ、真夏はイベントが盛りだくさん。メンバーは目まぐるしい日々を過ごしているが、キャプテンのFukaは「こんなに暑い日が続いても私たちを見てくれている。より良いパフォーマンスを届けたい」と力強い。Sarasaも「かつての自分のように、ファンの方に楽しく、熱く盛り上がってもらえたらうれしい」と笑顔で来場を呼び掛けた。
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