ベイスターズが日本一に立った24年前に生まれたプレーヤー、いわゆる「1998年世代」が再び輝かしい未来をつくるべく日々研さんを積んでいる。彼らにチームや野球への思いを語ってもらう企画「1998 Generation」。プロ2年目ながら4番を担う牧秀悟内野手(24)は同世代と共に栄冠を手にする日を夢見る。
98年世代は野球の結果にしろ、さまざまな面でお互いに気にかけていてすごく仲がいいです。プロのチームでは同級生の人数が多い方だと思いますし、切磋琢磨(せっさたくま)できていると感じています。
同期入団でもある石川が6月に支配下選手登録を勝ち取りました。そこを目指して頑張っていたのを知っていたので、すごくうれしかったです。初登板になった広島戦では1イニングが終わるごとに盛り上げるようにしました。石川らしさはまだまだ出せていないはずなので、早くハマスタで投げる姿をファンの皆さんに見せてほしいです。
京ちゃん(京山)は新型コロナウイルス感染で本調子に戻すのが難しかったと思うけど、先発でも中継ぎでもチームのために投げていると感じています。
印象深い思い出は
細川のホームラン(7月23日阪神戦)はとんでもないパワーでしたね。細川はすごく練習をする選手です。1軍でなかなか結果が出ずに苦しんでいる姿も見ていたので、僕もうれしかったです。
98年世代との思い出で印象深いのは、まだ車を持っていなかった昨シーズン、球場の行き帰りの際に、細川と山本と知野に交代で乗せてもらったことです。同級生なので素の自分でいることができましたし、本当に楽しい車内でした。
1998年の日本一はみんな意識しています。次に優勝するときに98年世代がメンバーに入っていたらドラマチックというか、いいストーリーになりますね。
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