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日向坂46“キュンキュンダンス”、なぜ『TikTok』で大きな話題に? CRE8BOYの振付などから読み解く

2019年4月5日 11:30 Real Sound

 日向坂46のデビュー曲「キュン」の振付“キュンキュンダンス”が、ショート動画アプリ『TikTok』を中心に大きな話題となっている。

(参考:乃木坂46のTikTok施策にみる 松村沙友理率いる“さゆりんご軍団”の「自由な楽しさ」

 日向坂46は、シングル発売の3月27日に合わせてTikTokアカウントを開設。4月4日時点で13万ファン(フォロワーを示すTikTokの単位)を突破し、「キュン」のセンターを務める小坂菜緒がキュンキュンダンスを踊る動画には約10万いいねが付けられている。ハッシュタグ「#日向坂46」は人気上昇中に長期間にわたりランクインしており、「キュン」の公式音源を使った動画は1700にも上る。私立恵比寿中学の公式アカウントから中山莉子、柏木ひなたのほか、TikTokerで日向坂46ファンのじょいやもキュンキュンダンスを投稿するなど、さらに波及している状況だ。

 先日、「キュン」のシングル売り上げが初週47.6万枚を売り上げ、欅坂46「サイレントマジョリティー」の記録を大きく上回り、「女性アーティストの1stシングルによる初週売上枚数」歴代1位に輝いたというニュースがあったが、シングル売り上げという一つの指標だけでなく、『TikTok』というフィールドで新たな層を“キュン”とさせているのが分かる。坂道シリーズとしては、乃木坂46の松村沙友理が率いるさゆりんご軍団に続く、2アカウント目。改名前のけやき坂46として築いた3年間を土台に、キュンキュンダンスとTikTokの組み合わせで、さらなる飛躍を遂げようとしていることが伺える。

 曲の冒頭からスタートするキュンキュンダンスは、おしりを振って両手で日向坂46の「ひ」の形のポーズを決めるというもの。腰の角度やお尻の振り具合、足の動作など、なかなかに難易度は高く、初披露された横浜アリーナでのデビューカウントダウンライブでもメンバーからのレクチャーがおひさま(日向坂46ファンの呼称)にあったほど。しかし、実際に「ひ」を描く振付は〈キュンキュンキュン キュンどうして〉というシンプルかつクセになるフレーズも相まって踊っていて楽しく、まさに日向坂46のライブにうってつけのダンスだ。

 振付を担当したのは、振付ユニット・CRE8BOY。『FNS歌謡祭2017』(フジテレビ)で平井堅「ノンフィクション」に欅坂46 平手友梨奈がコラボレーションした際の振付を筆頭に、AKB48グループや坂道シリーズなど、多くの振付を手がけてきた。中でも一つの代表作と言えるのが、NMB48が2017年にリリースした「ワロタピーポー」だろう。両手で「W」を表現した通称「ワロタポーズ」は、「踊ってみた」としてYouTubeを中心に大きなバズを起こした。NMB48の山本彩加は当時のことをインタビューで「『ワロタピーポー』は、若い学生や女の子にも受けがすごく良くて、学校でも『ワロタ』をみんなが知っているくらいに、MVも振り付けも話題になっていたんです」と語っている(参考:NMB48 山本彩加&梅山恋和&上西怜が語る、5期生の決意「グループの顔になれるように」 https://realsound.jp/2019/02/post-323374.html)。

 古くは、1999年のモーニング娘。「LOVEマシーン」から、2014年のAKB48「恋するフォーチュンクッキー」、2016年の星野源「恋」、2018年のDA PUMP「U. S. A.」と大ヒット楽曲の多くには真似したくなるユニークなダンスがあった。昨年の「U. S. A.」はTikTokでの拡散もブームを後押ししたわけだが、今後、日向坂46の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)といった音楽番組への出演が増加していけば、「キュン」のさらなる広がりも見込めるだろう。また、現在は「キュン」のみの投稿であるが、今後「言いなり選手権」や「こっちを見て」、「全力顔」といったTikTok定番ポーズで、日向坂46メンバーのアイドル力がフルに発揮されるのかどうか、といったところにも期待したい。

(渡辺彰浩)

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