【メルボルン時事】テニスの全豪オープン第13日は26日、メルボルンで行われ、女子シングルス決勝で第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)をフルセットの末に下し、日本選手として初優勝を果たした。四大大会のシングルスで、男女を通じて日本勢初制覇となった昨夏の全米オープンから連勝となった。28日発表予定の世界ランキングで、大坂はアジア勢初の1位に就くことが決まった。
大坂はハイチ出身の父を持つ大阪市出身の21歳。昨年の全米優勝で注目を集め、「なおみ節」と呼ばれる話しぶりもあって人気を集めている。世界ランク1位となったことで、来年の東京五輪で日本代表としてメダルを獲得する期待も高まることになった。