息子を装って福井県越前市内の70代の女性から現金300万円を詐取しようとしたとして、越前署と県警は2日までに、詐欺未遂容疑で東京都板橋区・自称会社員の男(42)を逮捕しました。
容疑は10月28日夜、女性宅に電話し「株で会社の金に穴を開けた」などと言って現金をだまし取ろうとした疑い。女性が「だまされたふり」をして現金に見せかけた荷物を送り、同署が受け取った男の身柄をおさえたとのことです。
近年レターパックや郵送などで現金を送るよう指示する詐欺が頻発。警察庁は「レターパック、宅配便で現金送れはすべて詐欺」と注意を喚起しています。
兵庫県宝塚市の武庫川河川敷で、ラインダンスの人数でギネス記録更新に挑戦するイベント「TAKARAZUKA 1万人のラインダンス」が1日に開催。4395人の記録を達成しギネスに認定されました。
このイベントには、元タカラジェンヌや東日本大震災の被災地から招待された宮城県石巻市立荻浜中の生徒らが参加。約3キロもの列を作り、宝塚ゆかりの音楽のメドレーに合わせて踊りました。
なおこれ以前のギネス記録は2012年に米ニューヨークで認定された2569人。今回は約1800人も人数を更新しての記録達成となっています。
JR東の契約社員が特急券で詐欺未遂、札幌駅で逮捕
札幌・北署は2日、JR北海道の札幌駅で、未使用に見えるように細工した使用済み特急券を使って換金し、現金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで、千葉県柏市高南台、JR東日本契約社員石井涼容疑者(24)を逮捕しました。
容疑は1日午後7時ごろ、使用済みの自由席特急券17枚に、換金が可能になるゴム印を押し、窓口で現金約2万3000円をだまし取ろうとした疑い。容疑者は容疑を認めているということです。
北署によると、容疑者は首都圏の駅で改札業務を担当。10月30日と31日にも札幌駅で換金しており、警戒していた窓口の駅員が気付き逮捕となりました。
政府は3日付で、秋の叙勲受章者4029人を発表。芸能・文化分野の旭日小綬章に、女優の樹木希林(本名内田啓子)さん(71)、歌手・俳優の加山雄三(本名池端直亮)さん(77)らが選ばれました。
また最高位の旭日大綬章には坂根正弘元コマツ社長(73)ら6人が選出。受章者の内訳は旭日章895人、瑞宝章3134人。女性は370人で全体の9.2%となっています。
その他には女優の浜木綿子さん、「ドカベン」で知られる漫画家の水島新司さんらに旭日小綬章が贈られます。
居酒屋、バイト勤務時間を改ざん 社会保険の加入避ける
外食大手コロワイド(横浜市)が運営する居酒屋チェーン「北海道」で、複数のアルバイト店員の勤務時間記録が改ざんされていたことが2日、分かりました。
同社は東京・新宿区内の1店舗で改ざんがあったことを認め、社会保険への加入を避けるためにアルバイトの勤務時間を見かけ上少なくしたと説明。
社会保険料は、会社側が半額負担します。アルバイトの場合は、月間の勤務時間が120時間余りになると会社は社会保険に加入させる必要があります。
第14回全国障害者スポーツ大会で長崎県を訪問していた皇太子さまは2日、佐世保市内でアーチェリーやバレーボール競技を観戦されました。
午前は市総合グラウンド陸上競技場のアーチェリー競技会場を訪問。車いすの選手や、聴覚障害がある選手らが矢を射る様子を双眼鏡で見守りました。
大会ボランティアとも交流し、手話通訳の女性に「どうして手話を始めたのですか」と声を掛けられました。
2日午後3時40分ごろ、東京都品川区豊町の歩道で、複数の通行人から「下水から『ドン』という爆発音がした」などと110番が相次ぎました。
警視庁荏原署員が現場に駆け付けたところ、49カ所のマンホールや側溝のふたが浮き上がっていました。延焼はありませんでした。
同署によると、現場近くで男性がバイクを修理していたといい、そこから漏れたガソリンが下水に流れ込み、引火して爆発したと見られます。
正面衝突で男女4人が死傷 鹿児島・曽於の県道
2日午後2時すぎ、鹿児島県曽於市末吉町南之郷の県道で、乗用車同士が正面衝突し、車を運転していた男性と、対向の車に同乗していた女性が死亡しました。
対向の車を運転していた男性は意識不明の重体。運転手の男性が死亡した車に同乗していた女性も手首と脚を骨折する重傷を負いました。
事故が起きた現場は、片側1車線のゆるやかなカーブ。現時点で事故が起きた原因や、死傷した4人の身元についても詳細は分かっていません。
JR北海道は2日、JR千歳線の千歳発小樽行き普通列車で1日夜、男性車掌(35)が乗務中に居眠りをし、駅到着時にドアが開かないトラブルがあったと発表しました。
1日午後8時20分ごろ、札幌市厚別区の上野幌駅に到着後もドアが開かないため、運転士が車掌に連絡。停車に気付いた車掌がドアを開けました。
車掌は「眠気を感じて窓を開けるなどしていたが、眠ってしまった」と話しているといいます。列車は約1分遅れで出発しました。
ゴム尾ひれのイルカ「フジ」死ぬ 美ら海水族館の人気者
ゴム製の人工尾ひれで泳ぐことで知られ、観光客の人気者だった沖縄美ら海水族館のバンドウイルカ「フジ」が死にました。同水族館が2日、発表しました。
1976年から飼育されてきたフジは、2002年に感染症がきっかけで尾ひれの75%を切除。04年にゴム製の尾ひれを装着し、ジャンプできるまで回復していました。
同水族館によると、10月8日ごろから食欲がなくなり、呼吸や泳ぎが不安定で治療を続けていたといいます。死因は感染症肝炎で、推定45歳。