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「自分を受け止められたら褒めてあげて」須田亜香里×青山裕企が語るコンプレックス

2019年5月16日 11:00 LINE NEWS編集部

こんにちは。写真家の青山裕企です。

皆さんは、自分の外見にコンプレックスをお持ちですか?
多くの女性は、「はい」と答えるのではないでしょうか。

鼻が低いから、横顔を撮られるのが、嫌い。
顔の輪郭が気に入らないから、髪の毛でうまく隠したい。
脚が太いから、スタイルが分からない服しか着られない。

「そんなことないですよ!すてきな鼻してますよ」
「顔、小さいじゃないですか」
「平均より、圧倒的に細いですよ」

本当にそう思うし、そう声をかけるのですが、
「いやあ、またまたぁ……」

と、本気に受け取ってもらえないことが、ほとんどです。

正直なところ、誰を撮っても「かわいいなあ」「魅力的だなあ」と思っているのですが、撮られる女性の気持ちを聞いてみると、驚くほどに「自分のことをかわいいと思ってない(自信がない)」んですね。

他人から見ると、全然気づかないことでも、
本人にとっては、とても深刻で、根深いのがコンプレックスなんですよね。

なので、
「どうやったら、写真を通して、少しでも自信を持ってもらえるかな」
と考えながら、いつも撮影しています。

「コンプレックスは、武器になる」
と思うんですね。

自分の嫌いな部分を隠し続けて生きていくより、
ちょっと勇気を出してみてほしいです。

「案外、誰も気にしてないんだな」
「意外にも、褒めてもらえるもんだな」

と、自意識と世間とのギャップに気づくことで、
コンプレックスは自信になり、武器になっていくのです。

撮影と取材を通して、女の子のコンプレックスについて掘り下げていきますので、
よろしくお願いします。


今回は、コンプレックスといえば、この方。
2017年に「コンプレックス力」という本を刊行しているアイドル
SKE48・須田亜香里さんに、ご登場いただきました。

グループ活動は「比べられっぱなし」


ーー須田さんは、自分の体にコンプレックスはありますか?

須田亜香里

いっぱいありますよ!

ーー特に気にしているのは?

須田亜香里

一番は、顔ですね。

ーーええ?かわいらしいと思うんですけどね。顔というのは、全体ですか?

須田亜香里

細かいところも、いっぱいあります。例えば、周りの人にはあまり気づかれないんですけど、痩せてる時も太ってる時も二重アゴなんですよ、私って。

ーーへえ。今まで何度も撮影させてもらってますが、気づかなかったです。

須田亜香里

撮影の時とか、すごい気をつけています。しかも、昔から癖で左手で頬づえをよくついていたので、左側は少しシャープなんですけど、右側は頬づえをついてこなかったので、右から見たほうが輪郭が目立つんです。

ーー癖の結果、顔に左右差が出るんですね…。

須田亜香里

そうなんです。両方、頬づえついておけばよかったです(笑)。

須田亜香里

だから私は、顔に自信のあるほうの耳に、髪をかけることが多いです。そうすると、顔が細長く見えるような気がするんです。丸く見せたくないんですよね。

ーーアイドル活動をしていると、コンプレックスを感じやすくなるものですか?

須田亜香里

なりますね。個人で活動していたら、誰かと比べられることってあまりないと思うんですけど、グループで、全体で何百人もいる状況だと、この子のほうがかわいいとか、あの子は顔が小さいとか、比べられっぱなしになるんです。

ーーまだ自分に自信を持ちきれない若い女の子たちにとっては、とても過酷なんですね…。

須田亜香里

そうなんです。


「雪だるま」みたいな脚?


ーー顔以外には、ありますか?

須田亜香里

顔以外は…体だと、筋肉質の脚とか。

ーー脚は決して、太いわけではないと思いますけど。

須田亜香里

筋肉が付くと太ももとふくらはぎがしっかりある状態になるんです。でも骨が細いので、膝は細いままだから、余計にシルエットが崩れるんですよ。

ーーやゆするわけではないんですけど、例えて言うと砂時計みたいな感じでしょうか?

須田亜香里

そうですそうです!クラシックバレエを現役でやっていた時は、砂時計を通り越して雪だるまだと思ってました。

ーー雪だるま(笑)。周りの女の子たちは、どうですか?

須田亜香里

周りを見ると、真っすぐな脚の子が多いですよね。

ーー細すぎるぐらいの脚に憧れている子も、多いですよね。

須田亜香里

筋肉がない脚が正義かと言われると、そうじゃないかもしれないけど、そっちのほうがきれいに見えたり、体のバランスが良く見えたりするんです。トレーニングとかを頑張っていると、筋肉も付いてしまうから、なかなか悩みは絶えないですね。

ーー人からの評価って「脚細いですね」とか「目が大きいですね」とか、パーツに寄って言うことが多いと思いますが、バランスというのがとても大事なんだな、と分かりました。なるほど…。


自分を褒めてあげよう


ーー読者の女性の方も、多くは自分の体にコンプレックスを持っていることと思うのですが、何か伝えたい言葉はありますか?

須田亜香里

そうですね…見た目の悩みってずっと尽きないと思うし、今はスマホのアプリとかで、気軽に細く見せたり加工したりとか、嫌いなところを見えないようにするのは、いくらでもできると思うんですよね。

須田亜香里

でも、本当の自分は自分がよく知っているからこそ、それを受け止めることで、私みたいにコンプレックスが幸せなできごとにつながることもあると思うんです。だからそんな自分を受け止められたら、ちょっと自分のことを褒めてあげてほしいと思います。

ーー自分で自分を褒める…大事なことですね。そして時に、人に褒めてもらったことを真に受けることも、大事ですよね。

須田亜香里

素直さって、大事だと思います(笑)。

ーーそうですね。カメラマンの褒め言葉も、ぜひ素直に受け止めてください(笑)。

須田亜香里

いつも褒めてくれて、ありがとうございます!

須田亜香里

写真は、カメラマンさんがいいと思う瞬間を切り取ってくれるものだって思うから、その瞬間だけでも、自分の目で見て、あっいけてるじゃんって思えたら、だいぶ変われる気がします。


コンプレックスは普通、人に話したくないと思うのですが、とても明るく真摯(しんし)に話していただき、本当にうれしかったです。

SNSなど、どうしても他者からの評価に一喜一憂してしまいがちな時代ですが、「自分を褒めてあげる」という須田さんの言葉は、とても大切なことですね。


【写真・取材・文 : 青山裕企 動画 : 二宮ユーキ 編集 : 前田将博(LINE NEWS編集部)】

青山 裕企(あおやま・ゆうき)

写真家(Mr.Portrait)
http://yukiao.jp/

1978年 愛知県名古屋市生まれ
筑波大学人間学類心理学専攻卒業
2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞
現在、東京都在住

作品「ソラリーマン」「スクールガール・コンプレックス」など
吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、
時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当している。

「女の子はコンプレックスが武器になる」
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