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「ニート」の“なんてことないチノパン”に若者が行列を作る理由

2019年8月4日 22:00 WWDジャパン


 西野大士デザイナーのパンツブランド「ニート(NEAT)」は、米国製にこだわった新ライン“ニートUSA”の第1弾となるチノパンツ(4万円)を南青山にあるベイクルーズのセレクト業態レショップ(L’ECHOPPE)で7月中旬に発売した。発売日当日は店の前に20〜30代の若い男性客が100人近く列を作り、即日完売した。

 同ブランドは「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」のプレス出身の西野氏らしく、米国のトラウザーズが着想源。深くとられた2つのインタックによる腰元のボリューム感と、国内外から取り寄せたユニークな生地使いが特徴だ。立ち上がりの2015年春夏以降、“ワイド”“テーパード”、腰元にアジャスターのついた“ベルトレス”とシルエットの異なる3型のみで展開してきた。

 今回発売した“ニートUSA”は通常品よりスッキリとした正統派なシルエットで、余計な装飾は取り除いた。「なんてことないチノパン」(西野氏)と言われれば、その通りかもしれないプレーンなルックスだ。

 ブランドは2019年7月末時点で卸先を30店まで広げており、毎シーズン消化率は100%近い。売り上げは初年度の50倍になった。毎シーズン、目新しさがないともいえる「ニート」が、なぜ若者の心を捉えるのか。

デザイナーの「好き」が凝縮

 「ニート」のパンツのこだわりについて西野氏は、「やはりこの深いツータック。インタックにすることで縦のラインがキレイに出て、野暮ったく見えないようにしている」と語る。ブランド名は英語で「きちんとした」の意。自身が思いを寄せる米国のトラウザーズをベースに、国内外から取り寄せた上質な生地使いにより洗練された印象を与えている。身長が低い日本人に合うようにも配慮し、「裾上げした時にもキレイなシルエットが出るよう工夫している」という。

 ブランドが若者を中心に浸透していく上で、取り扱い1号店であるレショップの存在が欠かせなかったと西野氏は言う。レショップの買い付けを担当する金子恵治コンセプターは、「ニート」の卸を始めた15年当時を「スラックスがビジネスウエアという呪縛から開放され、カジュアルにはけるものが求められるようになったころ」と振り返る。「色気がありすぎることはないが、誰でも似合って、はいていて心地いい。そんな理想の一本だった」と人気の理由を語る。

 だが、買い付けの決め手は別にあった。「ニート」のファーストシーズンは、「自分が好きなものを、はきたい人にはいてほしい」という西野氏の思いで、本来は個人向けの受注販売会という形で展示会を実施。招待者の中の一人だった金子氏は、デザイナーの個性が色濃く出たモノ作りに引かれ、卸の取り引きを願い出たという。「めちゃくちゃ大きなシアサッカー柄などラインアップはかなり攻めたものばかりだったが、本当に好きで作っていることが、熱心に説明する西野君を通じて伝わってきた。だからか、はいてみたいと思わせてくれる不思議な魅力があった」と金子氏。当時から服好きな若者のハブだったレショップで売れ筋となった「ニート」は、インスタグラムなどのSNSを通じて広がっていった。


若者たちから感じ始めた服への情熱


 レショップのMDは“背景のある服”に絞っており、その中で同ブランドも外せないラインアップの一つになっている。「うち(レショップ)はぱっと見、40代かそれ以上の人のための店に見えるかも知れない。でも実際の客層は20~30代が中心。たとえ手が届かなくてもデザイナーのこだわりを聞いてみたい、という熱心な方が足繁く通ってくださる」と話す。

 西野氏自身も地方の卸先に積極的に足を運んでブランドの語り部になり、「多くの若いお客さまが『ニート』のモノ作りに対し共感してくれる」と実感している。「かつては(故郷の)淡路島に帰ってパンツを作ろうと思ったこともあった。型紙さえあればどこにいたってできそうだから(笑)」と振り返る。「でも金子さんは、『それは違う』と。東京の街で自転車をこいで、納得いくまで生地屋さんを回って、その情熱がお客さんに伝わってるから『ニート』は売れているんだと。そう言われて、はっとした」。

 2人の間には、ファストファッションブームにより失われた服への情熱が、若者の間で蘇ってきているという肌感覚がある。「安かろうと高かろうと、つまらないものは買ってもらえない時代が来る。ちょっとの赤字よりも、お金のことを考えてばかりでブランドがつまらなくなることのほうが、よっぽど恐ろしい」(西野氏)と考えるようになった。

 「それならばお金のことは忘れて、自分たちで作りたいものを思い切り作ろうと意気投合した。サンプルが上がってから電卓を叩いて青ざめるくらいがちょうどいいんじゃないか、とアブないことを考えた」(金子氏)。“ニートUSA”は、そんな2人の“現実逃避”から始まったという。

「わざわざ米国で作る」ことの価値



 いかにも米国人がはいていそうなパンツを、米国の素材を使って、米国で作ろう――。コンセプトは固まったものの、実際の商品化には苦労がつきまとった。「2人で現地の工場に何度も足を運んだ。重いパターン紙を運び出すのには苦労した。生地を選ぼうにも、日本のアウトレット店で残っていそうな色ばかり。ボタン屋さんは頑固で言うことを聞いてくれなかったし……(笑)」。


 1年半の制作期間を経て完成した“ニートUSA”は、ツータックはそのままに、ピンループや持ち出しといったディテールも、「米国人が履いていそうなラフさ」を出すため一切排除。「結局、なんてことないチノパンになった」と2人は笑う。

 「パターンを外注して生地をリクエストすれば、ここにいても作れるようなものかもしれない。でも、自分たちで一つ一つのプロセスを踏んで、モノ作りのストーリーを組み立てることに意味があった」と西野氏。“ニートUSA”を求める長い客の列を見て、「僕がやるべき服作りは、“小説作り”だ」という確信を得たという。それを聞いた金子氏も、「売る側の僕らもモノ作りの背景を、小説を語るようにもっと面白く伝えられたらいい」と応じる。「そうすれば値段が高いものであっても100個、いや1000個だって売れるはずだ」。

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BIGBANGを擁する事務所の双子ダンサー・クォン兄弟 「これからは僕たちの番だ」

2019年8月4日 20:00 WWDジャパン

Deukie&Dony : 1989年11月20日生まれ。本名クォン・ヨンドゥク(Kwon YoungDeukie)、弟クォン・ヨンドン(Kwon YoungDon)。韓国・ウィジョンブ出身の一卵性双生児。兄弟で2009年にBIGBANGやBLACKPINKを擁するYG ENTERTAINMENTの専属ダンスチーム“HITECH”に所属する。アーティストのダンサーや振付を担当するほか、ファッションブランド「ディファレントバットセイム(_DIFFERENTBUTSAME(R))」を設立、デザイナーを務めるなど活動は多岐に渡る 



 Deukie&Donyは、BIGBANGやBLACKPINKなど大人気グループを多く世に送り出してきた韓国の大手芸能プロダクション、YG ENTERTAINMENTの専属ダンサーチームHITECHに所属する双子ダンサーだ。高いダンススキルと甘いマスクで、同社所属のアーティストに引けを取らないほどファンから注目されている。ダンサーのみならずモデルやデザイナーなど活動の場を広げている。このほど東京・大阪で開催したYG ENTERTAINMENTのダンス・ボーカルアカデミーX ACADEMYによるワークショップに参加した2人にファッションや今後の展望、多忙を極める彼らの美容法を聞いた。

WWD:日本で初めてのワークショップの感想は?

Deukie:初めての日本でのワークショップで不安もあったんですけど、当日はたくさんの方が参加してくれて楽しそうにしているのを見てすごく嬉しかったです。

WWD:参加者の中には2人のファンもいた?

Deukie:はい、たくさん参加してくれていました。

WWD:今回のようにファンと触れ合える機会は今までもあった?

Dony:今回のワークショップのように時間を設けてファンの方々と一緒にダンスしたりする機会は初めてでした。

韓国で初めて開催したワークショップの様子

WWD:韓国版「VOGUE」でもモデルとして起用されていたが、ダンサーでありながら表舞台で活動する事についてはどう考えている?

Deukie:自分達は後ろで踊る1ダンサーではなく、“アーティスト”だという意識を持ってやってきました。だから表舞台で活動している時も、常に気持ちは変わっていないです。やっと“僕たちの番が来た”って感じです。

WWD:ファッションブランドを立ち上げたが、今後はファッションにも活動の幅を広げる?

Dony:そうですね。今後もブランドは継続していく予定ですし、ブランド名の「_DIFFERENTBUTSAME(R)(ディファレントバットセイム)」も僕たち双子を表現したものなのでブランドを通してもっと自分たちを表現していきたいです。

WWD:ブランドを立ち上げたきっかけは?

Deukie:最初は二人ともファッションが好きで、プロジェクトの一環として始めました。続けていくうちに自分たちの色を見せられるようなブランドになったと思います。

WWD:服のデザインで意識していることは?

Dony:例えば最近流行っている物でも、その中で僕たちのアイデンティティーを見せたいとは常に意識しています。

WWD:デザイン面で音楽や人からインスピレーションを受けることはある?

Deukie:他のブランドから影響を受けることはあまりないです。ただ音楽に関しては曲それぞれに特徴があって、それをヒントにデザインすることがあります。

ダンサーでもさまざまなシーンで活躍できるんだってことを示したい

WWD:一緒に働くアーティストからはファッションに関する影響は受ける?

Deukie:アーティストのステージ衣装から学ぶことも多いですし、僕たちがファッション好きという事を知っているスタイリストさんにブランドに対する意見やアドバイスをもらうこともあります。

WWD:具体的にインスピレーションを受けたアーティストは?

Deukie&Dony:やっぱりみんな大好きなBIGBANGのG-DRAGONさんですね(笑)

Dony:幼い頃から彼らを見てきたのでたくさん勉強になりました。

WWD:G-DRAGONとファッションの話をすることもある?

Dony:具体的な服の細かいディテールの部分までは話したりはしないですが、コレはこう着たら可愛いよね、格好良いよねって話をします。

WWD:2人のファッションのこだわりは?

Deukie:(立ちあがってパンツを指さしながら)最近はシンプルなトップスに派手なパンツを履いてコーディネートにポイントをつける事です。

WWD:今日もPVC加工のパンツを履いてますね。

Dony:僕はストレス解消法の一つにコーディネートを考えるって事があるんですが、2時間くらい色んな組み合わせを試しています。ちょっと病的かなって自分でも思いますが(笑)その中で良い組み合わせを見つけるって感じです。

WWD:ダンサーやモデル、デザイナーと多忙な毎日を過ごす中での美容法は?

Dony:フェイスパックや保湿クリームは常に使っています。実際に買いに行った事はないんですけど化粧品専門店に行ってみたい気持ちもあるんです。見ていただくと分かるかと思うのですが男性の中では肌は綺麗な方だからそれは少し自慢です。

WWD:日本でも男性が化粧をすることが徐々に浸透してきたが、どう考えている?

Dony:時代が変わってきているし、自身を表現する一つの方法だと思います。僕達もBBクリームを塗ったりしているし、男性が化粧をすることはポジティブに考えています。

WWD:ヘアスタイルのこだわりは?

Dony:ファッションでその時着たい服装があるように、ヘアスタイルもその時の気分で変えたりします。さっき話した服選びに2時間掛かるっていうのはもちろん、帽子を選んだりヘアスタイルも含んだ時間です。

WWD:だから2時間なんですね。その中にスキンケアや化粧をする時間も含まれてる?

Dony:いえ、それは入ってないです(笑)

WWD:今後アーティストとして挑戦したいことは?

Deukie:これからは演技にも力を入れたいと思っています。そして、もっと色んな形でファンと触れ合う機会を増やしたいです。一番意識していることは、僕たちのようなダンサーが多くの場面で活躍できるんだってことを示すことです。まずはそのお手本になりたいし、これからもダンサーやデザイナーとしてだけでなくさまざまなシーンで活躍していきたいです。

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「カラー」が現代美術作家・加賀美健とコラボ

2019年8月4日 18:00 WWDジャパン

 「カラー(KOLOR)」は、現代美術作家・加賀美健とのコラボレーションTシャツを8月7日から伊勢丹新宿店メンズ館で、8月17日から「カラー」直営店で販売する。

 加賀美はドローイング、スカルプチャー、パフォーマンスなど幅広い手法を用いて、世の中で起こるさまざまな問題やカルチャーをジョーク的発想と共に美術作品として発表している。

 同アイテムでは「イメージと違う」「ちょっとだけカシミヤ入ってます」「このデザイン攻めてますね」といったユーモラスなメッセージを、「カラー」のルックブックで使用しているフォントとデザインで表現した。各ブラックとホワイトの2色をそろえる。価格は1万3000円。

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cat_2_issue_oa-wwdjapan oa-wwdjapan_0_58878c7fe72a_「レブロン」のアジアアンバサダーにローレン・サイ 58878c7fe72a 58878c7fe72a 「レブロン」のアジアアンバサダーにローレン・サイ oa-wwdjapan 0

「レブロン」のアジアアンバサダーにローレン・サイ

2019年8月4日 09:00 WWDジャパン

 「レブロン(REVLON)」はアジアパシフィックのアンバサダーにモデル・アーティスト・女優として活躍するローレン・サイ(Lauren Tsai)を起用した。8月26日発売のリップ「レブロン キス クラウド ブロッテッド リップ カラー」のキャンペーンから彼女のビジュアルが店頭に登場する。

 「レブロン」は2018年1月から“LIVE BOLDLY -大胆に生きる”キャンペーンを展開し、肌や髪色、目の色、体型、国籍にかかわらず、自分らしく生きる女性たちをアンバサダーに起用している。グローバルでは、ほかにもプラスサイズモデルのアシュリー・グラハム(Ashley Graham)や女優のガル・ガドット(Gal Gadot)らを起用してきた。ローレン・サイはネットフリックス(NETFLIX)のリアリティー番組「テラスハウス アロハステート」の出演で注目を集め、その後イラストレーターとしても活動し、18年10月には「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」と初のカプセルコレクションを発表した。

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「メゾン・ゴヤール」のバッグにスヌーピーが登場

2019年8月3日 11:00 WWDジャパン

 フランスのバッグブランド「メゾン・ゴヤール(MAISON GOYARD以下、ゴヤール)」は8月21〜27日に、チャールズ・M・シュルツ(Charles Monroe Schulz)のコミック「ピーナッツ(PEANUTS)」に登場する人気キャラクター、スヌーピー(SNOOPY)とのコラボアイテム発売イベントを大阪・阪急うめだ本店で開催する。

 「ゴヤール」のカラーやデザインをカスタマイズできる“マカージュ・アート”(マカージュはフランス語でパーソナライズの意味)とスヌーピーのイラストを融合。スヌーピーが犬小屋の屋根で昼寝をしているイラストを“マカージュ・アート”の基本色から選んだバイカラー・ストライプで描いた。サイズの異なるバッグ(16万3889円)と財布(4万3519円)などの革小物をそろえるほか、手持ちの「ゴヤール」商品にスヌーピーのマカージュを施すサービス(5万5556円)を行う。

◼︎ゴヤール × スヌーピー スペシャル マカージュ イベント

日程:8月21~27日

場所:阪急うめだ本店 1階コトコトステージ11

住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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cat_2_issue_oa-wwdjapan oa-wwdjapan_0_dafa653f5fe7_眼鏡業界の一強エシロールルックスオティカがさらに勢力拡大 dafa653f5fe7 dafa653f5fe7 眼鏡業界の一強エシロールルックスオティカがさらに勢力拡大 oa-wwdjapan 0

眼鏡業界の一強エシロールルックスオティカがさらに勢力拡大

2019年8月3日 09:00 WWDジャパン

 世界最大の眼鏡企業エシロールルックスオティカ(ESSILOR LUXOTTICA)は、オランダの大手眼鏡店チェーンのグランド ビジョン(GRAND VISION)の株式76.72%をオーナーである投資ファンドHALから取得した。買収額は70億ユーロ(約8400億円)とみられる。エシロールルックスオティカはこの買収により世界7200店舗と3万7000人以上の従業員を自社に迎え、毎年37億ユーロ(約4400億円)の収益を得ることになる。ヨーロッパ市場をターゲットとした眼鏡店チェーンのプラットフォーム拡大が目標だ。売上高2兆円を誇る眼鏡業界の巨大企業は、圧倒的存在感をさらに高める。

 エシロールルックスオティカのレオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)エグゼクティブ・チェアマンは「グランド ビジョンと共に、世界中で眼鏡小売りのネットワークを拡大できる。商品、ブランド、サービスなど店舗環境の質が高まり、消費者や卸先に対してあらゆる面で利益をもたらすだろう」とコメントした。同社はサングラスハット(北米を中心に3000店舗以上)、レンズクラフター(北米を中心に1000店舗以上、中国に約150店舗)、GMO(南米を中心に400店舗以上)、OPSM(オーストラリアを中心に300店舗以上)、オプティカス キャロル(ブラジルにFCを1000店舗以上)など、世界150カ国で約1万店舗を展開している。

 同社の2019年1~6月期の売上高は前年同期比7.3%増の88億ユーロ(約1兆円)、純利益は同6.8%増の11億ユーロ(約1300億円)、営業利益は同4.3%増の15億ユーロ(約1800億円)だった。特に第2四半期はラテンアメリカ市場が好調で、ブラジルは2倍の成長を見せ、メキシコは20%成長した。またアジア、オセアニア、アフリカの売り上げも堅調で、日本、東南アジア、韓国、中東、中国などが好調で5.8%伸びた。

 エシロールルックスオティカのステファノ・グラッシ(Stefano Grassi)=最高財務責任者は「アジア市場を継続的に拡大している。『レイバン(RAY-BAN)』においては、19年半期で25店舗出店したが、その多くが中国だった。アジア、オセアニア、アフリカ市場は現在12四半期連続で成長を続けている」と話した。一方、北米市場の成長は鈍化しているが、サングラスハットのキャンペーンにジジ・ハディッド(Gigi Hadid)を起用し、巻き返しを図っている。

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アシックス復調、北米の底打ちと「オニツカタイガー」好調で 2019年1〜6月期

2019年8月2日 23:15 WWDジャパン

 アシックスの2019年1〜6月期連結決算は、売上高が前期比2.9%減の1872億円、本業のもうけを示す営業利益は同1.1%増の85億円で減収増益だったものの、為替影響を除くと売上高が同0.2%増で、4年ぶりの増収増益となった。ユーロ安に伴う外貨建て資産に為替差益が発生したため通期業績を上方修正し、経常利益は125億円(修正前は100億円)、純利益は75億円(同50億円)を見込む。

 復調の最大の理由は、北米の底打ちだ。米国では主力の「アシックス(ASICS)」のランニングシューズがトレンド変化への対応の遅れなどにより、15年以降業績が停滞していたものの、ランニング専門店に直接出向いて新商品の説明に行ったり、専門店を集めたサミットを開いたりするなど取引先との連携強化が奏功し、米国で14四半期ぶりの増収となった。廣田康人社長COO(最高執行責任者)は「地道な草の根活動が結果につながっている。今後もランニングシューズの新商品を集中的に投下し、2020年3月に開かれるロサンゼルス マラソンの公式スポンサーを務めるなどして米国にさらにファンを増やし、ランニングシューズのナンバーワンを奪回する」と意気込む。一方で、欧州は低調が続いたためパフォーマンスランニング全体の売上高は同3.7%減にとどまった。

 また、「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」も一時期の伸び率よりも鈍化してはいるものの、日本や中国、東南アジアで好調が続いている。売上高は同7.6%増の229億円、粗利率の改善によって営業利益は同28.5%増と大幅増益となった。6月には「ジバンシィ(GIVENCHY)」とコラボレーションした6万5000円の高価格モデルを販売したり、旗艦店を世界の主要都市に出店したりすることで、「今後は真のラグジュアリーブランドに育てていきたい」(廣田社長COO)。6月に中国・上海、7月に北京に大型店を開き、12月にベトナム・ホーチミンやニューヨーク、パリ、ミラノへの出店も予定する。また9月には米俳優のウィル・スミス(Will Smith)と協業したムービーを発表するなど、目標として掲げる売上高1000億円に向けてグローバル戦略を加速させる。

 20年は、同社が公式スポンサーを務める東京オリンピック・パラリンピックというビッグイベントが控えている。「ランニングシューズの新商品“メタライド(METARIDE)”などの好調によって昨年よりも業績は回復し、計画どおりに進んでいる。しかし、安心してはいない。20年はわれわれにとって非常に大きな年だ。来年につながるように、まずは下半期も目標を達成したい」(廣田社長COO)。

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cat_2_issue_oa-wwdjapan oa-wwdjapan_0_7d46af5a20e9_「ボリオリ」がACミランとパートナーシップを締結 7d46af5a20e9 7d46af5a20e9 「ボリオリ」がACミランとパートナーシップを締結 oa-wwdjapan 0

「ボリオリ」がACミランとパートナーシップを締結

2019年8月2日 22:00 WWDジャパン

 伊メンズブランド「ボリオリ(BOGLIOLI)」は7月6日、伊フットボールクラブACミラン(AC MILAN)と2019-20年サッカーシーズンにおけるパートナーシップを締結した。1軍選手全員とACミランスタッフに、セリエAリーグ戦移動時のオフィシャルスーツを提供する。

 ウエアはオフィシャルスーツのほか、ストレッチポプリンシャツやバーガンディーカラーのネクタイ、ウールセーターなどを着用する。さらに、1軍選手にはミディアムグレーのコットンジャージースーツとホワイトのジャージーポロシャツも用意した。

 「ボリオリ」のギレルモ・ローゼンバーグ(Guillermo Rosenberg)最高経営責任者(CEO)は「今回のパートナーシップは、イタリアンスタイルがスポーツやファッションのように特別で素晴らしい経験を作ることができる分野を超えて横断的な価値であることを示している。常に情熱とクリエイティビティーを持ちながら取り組んでいる『ACミラン』と共有できることを嬉しく思う」と語った。

 ACミランのイヴァン・ガジディス(Ivan Gazidis)最高経営責任者(CEO)は「クラス感のあるスタイルが特徴的な『ボリオリ』に協力していただくことができて大変うれしい。サッカーとファッション双方の世界で成功するためにわれわれが共有する2つのキーポイントがエレガンスと情熱だ」とコメントしている。

 ACミランは「ディーゼル(DIESEL)」と2016-17年シーズンから3年間にわたり、移動時に着用するスーツやオフフィールドユニホームにおけるパートナシップ契約を締結していた。

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cat_2_issue_oa-wwdjapan oa-wwdjapan_0_e8fce8b5c28e_「ミスターポーター」がメンタル・フィジカル両面から健康をサポート e8fce8b5c28e e8fce8b5c28e 「ミスターポーター」がメンタル・フィジカル両面から健康をサポート oa-wwdjapan 0

「ミスターポーター」がメンタル・フィジカル両面から健康をサポート

2019年8月2日 21:00 WWDジャパン

 オンラインストア「ミスターポーター(MR PORTER)」は、男性の精神的および身体的健康についての情報交換の機会を顧客に提供することを目的とした、「ミスターポーター ヘルス イン マインド(Mr Porter Health in Mind)」という取り組みを始めた。

 「ヘルス イン マインド」は、「ミスターポーター」のチャリティーパートナーであり男性の健康増進をサポートしているモーベンバー基金(Movember Foundation)のための資金調達をするだけでなく、「ミスターポーター」内の「ジャーナル」で業界の人びとのライフスタイルや、メンタルヘルスとフィジカルヘルスの専門家によるアドバイスの配信もしていく。

 「ミスターポーター」のマネジング・ディレクターであるトビー・ベイトマン(Toby Bateman)は、「『ミスターポーター ヘルス イン マインド』はわれわれにとってビジネス面でも、そして消費者層拡大の面からも情熱をかけて取り組んでいくべきプロジェクトで、これらの包括的要因に対して長期的にコミットしていくことが重要だと考えている。私たちは全ての人びとにとって重要な問題であるメンタルヘルスと健康へのサポート活動の実施を決定し、このコンテンツを通して消費者の意識向上を図っていきたい」と語った。

 コンテンツは7月25日から毎月オンライン上で配信されている。ベイトマンは「われわれは見ていて幸福感を持つことができる生活を送っていて、体と心にも響くストーリーをシェアすることができるポジティブな男性たちにスポットライトを当てている。より素晴らしい目的と方向性をもってこのコンテンツを充実させていきたい」と語った。

 資金調達に関してはオンライン上とSNSでキャンペーンを行い、10月にロンドンで開始される。全ての利益はモーベンバー基金の活動とその他のチャリティー組織に使われる。さらに、「ミスターポーター」とモーベンバー基金は新たな資金調達の機会とメンタルヘルス向上のプログラムを発掘していく予定だ。

 ベイトマンは「私たちのコンテンツやイベント、キャンペーンを通して、顧客をよりスタイリッシュな生活へと導いていきたいと考えている。『ヘルス イン マインド』に関しても同じだ。われわれは専門家ではないが、モーベンバー基金というメンタルヘルスの専門的なパートナーがいる。健康に関する会話の機会を常にオンにしておくただひとつの理由は、顧客がより幸福で健康的な生活を送れるように元気づけるためである」と語った。

 「モーベンバー」は、口ひげ(Moustache)と11月(November)をかけた言葉で、毎年11月の1カ月間を通して口ひげを伸ばすことで、前立腺がんや精巣がん、自殺など男性の健康問題に関する意識を高めていこうとするムーブメントだ。モーベンバー基金は調査研究および男性のためのプログラムのサポートを行うべく資金調達をしている。

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cat_2_issue_oa-wwdjapan oa-wwdjapan_0_87864d8b1b20_有楽町マルイに車椅子でも入れる試着室 87864d8b1b20 87864d8b1b20 有楽町マルイに車椅子でも入れる試着室 oa-wwdjapan 0

有楽町マルイに車椅子でも入れる試着室

2019年8月2日 19:30 WWDジャパン

 丸井は8月2日、有楽町マルイ7階にある売り場「みんなのオーダー バイ ビサルノ」にある車椅子のまま入れる試着室「みんなのフィッティングルーム」で、車椅子バスケ選手の篠田匡世選手、歌手の岡野成美さん、タレントの内藤沙月さん3人によるトークセッションを行った。

 先日、この売り場でオーダースーツを作った篠田選手は「車椅子だと最初から試着することを諦めていて、ネット通販で買ってサイズが合わないということも多い。実際に試着室を使ってみて、広いだけでなく、おしゃれな部屋のようになっていて、横になれるベッドソファや明るさの調整できるスイッチなど細かな部分にも配慮がなされている。介助が必要なしょうがい者のことも考えて、付き添いの人とも一緒に入れるのもいいと感じた」と語る。オーダーしたスーツでは発達した上半身に対応する上着と義足のボトムスでシルエットも変えたという。

 丸井の売り場担当者は「車椅子だけでなく、ベビーカーで小さなお子様と一緒に入っていただいてもいいし、他のフロアや売り場の服の試着のために利用していただいてもいい。ぜひ多種多様な”みなさま”にご利用いただきたい」という。

 「みんなのオーダー バイ ビサルノ」は、昨年3月から身長145〜195cm、ウェスト52~151cmのサイズに対応する”みんなのオーダー”サービスをスタート。今年4月にそれまでの「ビサルノ」から、サービス名を入れた現在の売り場に名前を変更。5月には「みんなのフィッティングルーム」をオープンしていた。売り場に立つ販売員は全員ユニバーサルマナー検定で2級を取得するなど、ダイバーシティ&インクルージョンに力を入れている。

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