160キロ超の剛球を投げ、先制ソロを放つ。在宅勤務のこの日、エンゼルス-ホワイトソックス戦をテレビで見ながら、改めて大谷のすごさを感じさせられた。海の向こうで躍動するスーパースター。一方、猛虎の助っ人も異国の地になじみ、奮闘している。
4日・中日戦(京セラ)で先発し、2勝目を手にしたガンケル。オフには、日本の投手や打者の傾向など、ビデオを見て研究してきたそうだ。経験と知識を得た2年目。自らの意見も伝えながら、配球を組み立てている。
プレーだけでなく、取り組む姿勢も日本式。ブルペン投球を終えた後などには、帽子を取ってお辞儀をする。「これが日本のやり方なんだ。僕もやろうと思ったよ。日本のいろいろなことを学びたいと思っているからね」と慣れない環境もウエルカムだ。岩貞、梅野らと同じ91年生まれの右腕。共にチームを引っ張っていってほしい。(井上慎也)
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