19日から甲子園の観客数の上限が緩和される。アルプス席が開放されることを含めて、球場の雰囲気が変わってきそうだ。一方で記者の上限数や取材方法は変更されないムード。各社の代表がソーシャルディスタンスを保ちながら、だいたい1対2、3で監督や選手に話を聞く形が続く。
先日は通路で選手を待っていると、登板機会のなかったガンケルがブルペン方向から現れ、われわれの前で立ち止まり、「エ~、ソウデスネ…」と日本語で話し始めるボケをかましてきた。また西勇が完封勝ちを決めた日は、通りかかったスアレスが「グッドピッチ!」と叫びながらサムズアップ。取材に応じている最中の西勇も「サンキュー!」と手を挙げて応えていた。
月に数回程度訪れる代表取材。昨季までは当たり前だった、試合直後の選手の表情をうかがえる貴重な時間となっている。(和田剛)
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