今季限りで現役を引退した藤川球児氏(40)が15日、高知県高知市内の母校・高知商を訪問。今年9月、全校生徒830人で製作したパネルへの感謝とともに、「誇りを持って世界に出て行って」と後輩たちに熱いメッセージを届けた。
「みんなの頑張りが僕を、引退試合に出してくれました」。シーズン中に引退という選択肢もあった中で、巨大パネルが再起の支えになった。約束していたオフの訪問が実現し「誇らしい」と胸を張っての凱旋だ。
「何でも人生のプラスに捉えられる。コロナ禍の中で何ができるか、チャレンジすることを見つけて」。訪問は四国ILp・高知に在籍した15年以来。土佐の誇りを胸に世界へ羽ばたいてほしい。粉骨砕身で歩んだプロ22年の思いを、後輩たちに届けた。
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