4月1日までの活動休止を発表した球団は、選手、スタッフに対して自宅待機を指示。寮で暮らす選手に関しては一時的な隔離措置として虎風荘から退去させ、ホテルで生活させることとした。
「開幕前の大事な時期なので。そこは慎重にいきたいなと」谷本本部長。集団感染を避けるため、自宅待機や集団的隔離を不可欠な措置とした。
集団生活をする虎風荘の寮生に関しては「今日中にホテルに入ります」と説明。寮の部屋は独立しているが、食堂や風呂場は共同空間。感染リスクを抑えるための最善策を採った。
球団は甲子園と鳴尾浜の消毒を直ちに開始。この日中に消毒を終え、ブルペンなどの密閉された空間も消毒が完了した。谷本本部長は「(症状を訴える選手が)バタバタと出てきている。慎重にやった方がいいと思っています。球団というより、むしろ地域のためだと思ってますんで」と話した。
〝見えない敵〟の脅威は計り知れない。4月24日の開幕を目指す中での活動休止は調整に支障を来す可能性もある。ただ、球団はさらなる感染防止に向け、選手の安全確保を最優先していく。
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